NHKライブラリー<br> 電子立国日本の自叙伝〈4〉

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NHKライブラリー
電子立国日本の自叙伝〈4〉

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  • サイズ A6判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784140840108
  • NDC分類 549.8
  • Cコード C1355

内容説明

軍事と宇宙開発のために大量生産を迫られ、飛躍的に進歩したアメリカのIC技術。日本では熾烈な電卓戦争を経て大きく発展するまでに、多くの難問が残されていた。特許権をクリアしようと苦悩を重ねた日本独自の新技術開発、国産集積回路・計算機開発のための試行錯誤を、綿密なインタビューをもとに描く。

目次

第1章 宇宙開発競争と集積回路
第2章 日本独自の新技術
第3章 国産集積回路の開発
第4章 日本の計算機づくりの歩み

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山口透析鉄

17
半導体と電卓については旧シリーズにも書きましたが、うーん、ホント栄枯盛衰が激しいです。東芝がウェスチングハウスからわざわざまさに放射性廃棄物同様、厄介なだけの部門を買収したりでは、そりゃ傾きますからね。結局、経済大国ニッポンってハリボテでしたね、これも余談の感想ですが……。2005/05/05

koji

15
第4巻は、集積回路の誕生から日本における電卓時代の始まりまで。アメリカのIC技術は、エピタキシャル技術の発見により接合隔離の拡散が容易になり量産が可能になった集積回路が席巻します。この技術を求めてアメリカの学会に研究者が殺到しますが、おもしろいのは日本人の行動。大量にやってきては稚拙な論文発表を繰り返す一方、アメリカ人の発表では片っ端からカメラでスライドをカシャカシャ。すっかり笑い者にされます。しかしこれが日本の周到な戦略と知った時はアメリカも後の祭り。その後の日本の台頭を許し、日米半導体戦争に突入します2021/07/12

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