ナワリヌイ プーチンがもっとも恐れる男の真実

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ナワリヌイ プーチンがもっとも恐れる男の真実

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  • サイズ 46判/ページ数 350p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140818848
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0098

出版社内容情報

国際情勢を揺るがす反体制派指導者と国家権力の攻防!

ロシア当局が命じたとされる毒殺未遂事件、療養先から帰国直後の拘束――その安否が国際的な注目を集めるロシアの反体制派指導者ナワリヌイ。何度も拘束されながらも強権的なプーチン政権を揺さぶってきた活動家は、いかにしてクレムリン最大の脅威となったのか? 英雄視される一方で煽動家、差別主義者とも呼ばれるその実像とは? プーチンがいまなお恐れつづける男の反汚職および抗議活動家・政治家としての姿を通してロシアの奥深い闇と複雑な社会構造を抉り出す迫真のノンフィクション。

「プーチンによる民主的独裁の恐怖がまさにここにある」
――佐藤 優(作家・元外務省主任分析官)
「あまりに複雑な多面体。その軌跡にロシアの矛盾や欺瞞がすべて重なっている」
――森 達也(映画監督・作家)

貪欲で無能にもかかわらず、プーチン政権がどのように生き残ってきたのかに対する的確な洞察。
――タイムズ紙
ナワリヌイとは何者なのか、何を主張しているのか、なぜ彼が重要なのかをわかりやすく分析。世界中で権威主義と強権政治が進行するなか、ナワリヌイはロシアだけでなく国際的にも重要な人物だ。
――フィナンシャル・タイムズ紙
綿密な調査に基づく評伝。どの脅威よりもプーチンを動揺させることに成功した男の物語だ。
――CNN
3人の研究者によるタイムリーな1冊。ナワリヌイの生い立ちから政治分析まで丹念な調査に基づき、深く掘り下げられている。彼の仲間や支持者を直接取材し、その個性や人気の理由について考察。驚くほど勇敢で複雑な男と、現代ロシアにおける彼の役割を知るための重要な入門書だ。
――フィオナ・ヒル(米ブルッキングス研究所/米国・欧州センターディレクター)

〈目次〉
第1章 アレクセイ・ナワリヌイとは何者か?
第2章 反汚職活動家として
第3章 政治家の誕生
第4章 抗議者として
第5章 クレムリンVSナワリヌイ
第6章 ナワリヌイとロシアの未来

内容説明

ロシア当局が命じたとされる毒殺未遂事件、療養先から帰国直後の拘束―その安否が国際的な注目を集めるロシアの反体制派指導者ナワリヌイ。何度も収監されながらも強権的なプーチン政権を揺さぶってきた活動家は、いかにしてクレムリン最大の脅威となったのか?英雄視される一方で煽動家、差別主義者とも呼ばれるその実像とは?プーチンがいまも恐れつづける男の反汚職および抗議活動家・政治家としての姿を通して、ロシアの奥深い闇と複雑な社会構造を抉り出す迫真のノンフィクション。

目次

第1章 アレクセイ・ナワリヌイとは何者か?
第2章 反汚職活動家として
第3章 政治家の誕生
第4章 抗議者として
第5章 クレムリンVSナワリヌイ
第6章 ナワリヌイとロシアの未来

著者等紹介

ドルバウム,ヤン・マッティ[ドルバウム,ヤンマッティ] [Dollbaum,Jan Matti]
独ブレーメン大学社会政策研究センター(SOCIUM)博士研究員。ロシア国立研究大学高等経済学院、米ノースカロライナ大学チャペルヒル校客員研究員。専門は権威主義体制と社会運動の機能の比較展望で、とくにロシアと東欧における抗議活動に焦点を当てる

ラルーエ,モルヴァン[ラルーエ,モルヴァン] [Lallouet,Morvan]
英ケント大学で比較政治学を専攻する博士候補者。論文テーマはナワリヌイとロシア。パリ政治学院で政治学の修士号を取得し、ロシアの国内政治と権威主義体制における野党について研究

ノーブル,ベン[ノーブル,ベン] [Noble,Ben]
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのロシア政治学助教。英国王立国際問題研究所のロシア・ユーラシア専門準研究員。ロシア国立研究大学高等経済学院の上席研究員。ロシア国内政治、立法政策、専制主義体制について研究

熊谷千寿[クマガイチトシ]
翻訳家。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@猫と共に生きる

69
プーチンの政敵・ナヴァリヌイ氏詳解✨長身イケメンブロンドで若く見栄えのする彼(本書より)。プーチンは気にしていない風を装いながら実は相当腹に据えかねている様子。ノビチョクによる毒殺未遂にも知らん顔。国営テレビに出られないにも拘わらず知名度が高く、特に若年層からの人気が高い。(のにも腹を立てているに違いない)超豪華プーチン宮殿をドローンで撮影して暴露、汚職も許さじという姿勢に共感するも、彼の身辺がとても心配😢最近、禁錮がまた延長され、今度は9年になってしまったし😨また毒を盛られないかとハラハラです💦2022/04/03

Isamash

30
独ブレーメン大博士研究員ヤン・マッティ・ドルパウム、英ケント大博士候補モルヴァン・ルエール、及びカレッジロンドン助教ベン・ノーブルの2021年著書訳本。毒殺されかかった事件で有名なヌワイヌイ氏が何故、投獄等予想される中敢えてロシアに戻ったのか?その重い決断の理由を知りたくて本書を読んだ。残念ながらその答えは書かれてはいなかった。西側では一般的に反プーチンの中核的な人物のイメージが有るが、本書を読むと、成り行きで政治家になり、政治的主張は明確にしておらず、ナショナリストとリベラリストの両面を見せてるらしい。2022/06/14

紙狸

22
原著(英語)は2021年刊行。邦訳も同年に出版された。独英に拠点を置く研究者3人の共著。ナワリヌイについて、1976年の誕生から2021年のロシア帰国・収監までカバーする。紙狸が知りたかった2点のうち1点は満たされた。2014年のロシアによるクリミア併合へのナワリヌイの対応だ。クリミアは「暴力で強奪されたとはいえ、いまとなってはロシア連邦の一部だ」と発言した。もう1点の疑問は、なぜ収監されると分かっていながらドイツからロシアに帰国したか。この動機は分からない。NHK安間英夫氏による解説は簡潔でよい。2024/01/19

BLACK無糖好き

20
プーチン宮殿の動画公開、毒殺未遂事件、帰国直後の拘束と、ロシアの反体制派指導者として世界からも注目されたナワリヌイ。独・英の研究者がこの人物の政治活動とその実像を多面的に分析。反汚職活動が原点にあるようだ。ロシアの権威主義的独裁体制を民主主義体制に置き換える目標を持っている。その一方で、活動家内部ではナワリヌイ自身も独裁的だと見なされている。移民についても人種差別的な言動も見られるように複雑な政治家との一面もある。◇反体制活動に対するクレムリン側の対応の推移。ここも本書のポイント。2023/01/17

スプリント

11
汚職を追求し、政治家となり、抗議者として活動し収監される。 独裁を引くプーチンを苛立たせる男ナワリヌイの半生記です。2021/12/31

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