グローバル・グリーン・ニューディール―2028年までに化石燃料文明は崩壊、大胆な経済プランが地球上の生命を救う

個数:

グローバル・グリーン・ニューディール―2028年までに化石燃料文明は崩壊、大胆な経済プランが地球上の生命を救う

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月19日 22時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 307p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140818107
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0098

出版社内容情報

『限界費用ゼロ社会』の著者が示す新世界のビジョン!

 再生可能エネルギー技術の急速な発展と、危機的状況にある気候変動問題。現在は化石燃料エネルギー関連資産が過大評価される「カーボンバブル」の時代だが、その崩壊はもはや確定的な事実である。いまこそ、1930年代アメリカの「ニューディール」に匹敵する経済政策の大転換「グリーン・ニューディール」、すなわち経済インフラの脱炭素化、グリーン経済部門における雇用創出等が必要なのだ。
 投資家や金融機関はすでに化石燃料関連事業への投資から撤退しつつあり、社会的責任投資への取り組みを始めている。気候変動の緩和・適応策への取り組みを重視する企業にとっては大きなチャンスが訪れている――。
 過去20年にわたりEUおよび中国でゼロ炭素社会への移行に向けて助言を行ってきた著者が、新たな経済社会へのロードマップを示す!  


【目次】
イントロダクション
第I部 大転換――急速に進む化石燃料からの脱却と座礁資産
第1章 要はインフラだ
第三次産業革命のパラダイム/点と点を結ぶ/インフラは誰が所有するべきか?/グーグルの統治とそれへの対抗手段
第2章 パワー・トゥ・ザ・ピープル――太陽と風は無料だ
EUの政治活動家がグリーン・ニューディールをスタートさせるまで/ICTとコミュニケーションのインターネット/再生可能エネルギーのインターネット
第3章 ゼロ炭素社会の暮らし――自動化された電気車両による移動、接続点となるIoT建築物、スマートなエコロジカル農業
限界費用ほぼゼロの移動/IoTの接続点となる建物/グリーン時代に備えて労働力を養成する/スマートなエコロジカル農業/レジリエンスの時代
第4章 ティッピング・ポイント――二〇二八年前後にやってくる化石燃料文明の崩壊
二〇二〇年に達成すべき20-20-20/大転換――緑の一線を越える/見逃された警告/見て見ぬふりの北米/ブラックゴールドの呪い/警鐘を鳴らす金融業界
第Ⅱ部 廃墟から立ち上がるグリーン・ニューディール
第5章 巨人を目覚めさせる――声を上げる年金の力
カール・マルクスをひっくり返す/理論から実践へ――革命の始まり
第6章 経済改革――新しい社会資本主義
主役は社会的責任投資(SRI)/費用はどれだけ必要か?/資金はどこから/インフラを取り戻す/ESCO――グリーン・ニューディールのビジネスモデル
第7章 市民の力を結集せよ――地球上の生命を救うために
ヨーロッパからの手紙/種として考える/三頭のゾウ/グリーン・ニューディールのカギを握る二三の方策/ピア・アセンブリーによるガバナンス

内容説明

現在は化石燃料資産が過大に評価される「カーボンバブル」の時代であるが、再生可能エネルギー技術の急速な発展と、危機的状況にある気候変動問題により、その崩壊はもはや確定的な事実である。いまこそ、1930年代の「ニューディール」政策に匹敵する経済政策の大転換、「グリーン・ニューディール」―すなわちスマートでデジタル化されたインフラの整備、社会の脱炭素化、グリーン経済部門における雇用創出等―が必要なのだ。過去20年にわたりEUおよび中国でゼロ炭素社会への移行に向けて助言を行ってきた著者が、新たな経済社会のビジョンを示す!

目次

第1部 大転換―急速に進む化石燃料からの脱却と座礁資産(要はインフラだ;パワー・トゥ・ザ・ピープル―太陽と風は無料だ;ゼロ炭素社会の暮らし―自動化された電気車両による移動、接続点となるIoT建築物、スマートなエコロジカル農業;臨界点―二〇二八年前後にやってくる化石燃料文明の崩壊)
第2部 廃墟から立ち上がるグリーン・ニューディール(巨人を目覚めさせる―声を上げる年金の力;経済改革―新しい社会資本主義;市民の力を結集せよ―地球上の生命を救うために)

著者等紹介

リフキン,ジェレミー[リフキン,ジェレミー] [Rifkin,Jeremy]
文明評論家。経済動向財団代表。過去3代の欧州委員会委員長、メルケル独首相をはじめ、世界各国の首脳・政府高官のアドバイザーを務める。また、合同会社TIRコンサルティング・グループ代表として、ヨーロッパとアメリカで協働型コモンズおよびIoTインフラ造りに寄与する。1995年よりペンシルヴェニア大学ウォートンスクールの経営幹部教育プログラムの上級講師。著書『ヨーロピアン・ドリーム(The European Dream)』はCorine International Book Prize受賞。広い視野と鋭い洞察力で経済・社会を分析し、未来構想を提示する手腕は世界中から高い評価を得る

幾島幸子[イクシマサチコ]
翻訳家。早稲田大学政経学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kubottar

22
コロナが流行しグローバル社会が本格的に衰退していくきっかけになると思います。脱炭素化社会は絵空事ではなく、実現しなければならない時が来てると感じます。2020/05/27

ジュール

14
地球温暖化は不可避と思っていたが、ここで紹介される技術・インフラ・制度が実現できればなんとか回避できるか? 分散化された再生エネルギー、それを結ぶ電線網、最適な配分を行うスマートグリッド。(細かいところはよくわからなかったが)EUと中国が先陣をきっているが、アメリカはこれから。何よりもESGが社会的責任だけでなく、投資としても優れていること。化石燃料資産は座礁資産になるという主張に期待。残念なことに日本は参照にもされていない。やっと菅首相が2050年に実質Co2ゼロを宣言したのは前進。2020/10/23

ブック

7
30年前に「エントロピーの法則」を書いたジェレミー・リフキン氏が、今、何を伝えたいのかということが知りたくて読み始めた。書かれたのは2019年(日本での出版は2020年)なのでパンデミック前。パンデミック以降に書いていれば、また別の要素も加わったかも知れない。全般的にいかに持続可能なインフラへと転換していくかが語られているが、その根底にあるのはやはり気候変動であり、エントロピーのツケだ。市場の原理だけを信仰し、自然をコントロールしようとしてきた人類は、これまでの考え方を捨て去るときだと言う意見に賛同する。2022/01/28

kenitirokikuti

7
図書館にて。リフキンの『エントロピーの法則』を読んだのは何年前かなァ。30年以上前のはず。昭和だ▲さて、本書はイントロダクションだけで十分じゃないかしら? 世界の年金基金は40兆ドル以上で、そのうち25.4兆ドルがアメリカの労働者の年金。〈2017年の時点で世界の資本の最大部分は年金基金で占められていた。もしこのまま年金基金が化石産業に投資しつづければ、カーボンバブルがはじけたとき、アメリカの労働者は膨大な損失を被ることになる。〉ポートフォリオのお話か。2022/01/09

アルミの鉄鍋

6
★3.5 この本読むには前著の限界費用ゼロ社会を読んだ方が分かりやすいかもしれない。相変わらず、噛み砕きながら読む必要があるが、ESG投資しかり、人類が持続可能社会で生きていく為の変換点である状況が書かれてる。個人的にカナダのスマートシティは結局、バックにGoogleが付いてる事で失敗してるのか、と言うのが面白かった。危機感煽って企業を誘導している様にも読める。2020/03/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15099437
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品