ポスト・ヒューマン誕生―コンピュータが人類の知性を超えるとき

個数:

ポスト・ヒューマン誕生―コンピュータが人類の知性を超えるとき

  • ウェブストアに35冊在庫がございます。(2024年04月24日 03時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 596,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140811672
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0098

出版社内容情報

映画『マトリックス』を超える驚愕の未来予測。全米で話題沸騰のベストセラー、ついに邦訳刊行!

2045年・・・・・・
コンピュータの計算能力が全人類の知能を超えた瞬間、「特異点」を迎えた人間文明は指数級数的な進化の過程に入る。人間の脳はリバースエンジニアリングによる解析が終了し、生物としての人間を超える強いAIが誕生する。遺伝子工学、ナノテクノロジー、ロボット工学の進化により、人体は拡張され、ナノロボットが体内を駆けめぐり、われわれは不死の体=身体Ver.2.0を手に入れる・・・・・・。

※「特異点」(singularity)
ある基準(regulation)の下、その基準が適用できない(singular)点の総称。通常、数学と物理学の両方で用いられる。本書においては、テクノロジーの進化における指数関数的グラフの折り返し点を指す。以後この進化は短時間で飛躍的に加速し、人類はそれまで想像すらつかなかった世界に突入し、「人間」であることの根本的な再定義を迫られる。

内容説明

進化は加速している―。「生物の限界を超え2045年、人類はついに特異点に到達する」NHK BS特集『未来への提言』で紹介された、世界最高峰の発明家による大胆な未来予測。

目次

第1章 六つのエポック
第2章 テクノロジー進化の理論―収穫加速の法則
第3章 人間の脳のコンピューティング能力を実現する
第4章 人間の知能のソフトウェアを実現する―人間の脳のリバースエンジニアリング
第5章 GNR―同時進行する三つの革命
第6章 衝撃…
第7章 わたしは特異点論者だ
第8章 GNRの密接にもつれあった期待と危険

著者等紹介

カーツワイル,レイ[カーツワイル,レイ][Kurzweil,Ray]
1947年ニューヨーク生まれ。世界屈指の発明家、思想家、未来学者であり、この20年間のさまざまな出来事を予言してきた。「眠らない天才」(The Wall Street Journal)、「究極の思考マシン」(Forbes magazine)と呼ばれ、またInc.magazineはカーツワイルを世界トップの起業家のひとりに選び、「トマス・エジソンの正統な相続人」と呼んだ。また、PBS(公共放送サービス)は彼を「過去2世紀においてアメリカに革命を起こした16人の発明家」のひとりとしている。アメリカの「発明家の殿堂」に名を連ね、「ナショナル・メダル・オブ・テクノロジー」「レメルソン‐MIT賞」など優れた発明に贈られる世界最高峰の賞を数々受賞、12の名誉博士号をもち、3人の米大統領から賞を贈られている

井上健[イノウエケン]
東京大学大学院総合文化研究科教授。主たる専攻分野は、比較文学、アメリカ文学、翻訳論など

小野木明恵[オノキアキエ]
翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒

野中香方子[ノナカキョウコ]
翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒

福田実[フクダミノル]
翻訳家。東京大学工学部機械工学科卒。松下電器産業株式会社を定年退職後、機械・電気・コンピュータ・通信・品質・規格関連を専門に技術翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

『よ♪』

55
原題は"THE SINGULARITY IS NEAR:WHEN HUMANS TRANSCEND BIOLOGY"、特異点(シンギュラリティ)について初めて言及された本。2030年代に1000ドル(11万円)で買えるパソコンが脳と同じ性能を持ち、2045年には全人類の脳を足した以上の性能を持つという。人工知能についても触れているが別に"スカイネット"到来など告げてはいない。"遺伝学"、"ナノテクノロジー"、"ロボット技術"の成熟で不死化・不老化を達成。これによって"人が人を超える"というのが本書の主旨。2020/01/25

Miyoshi Hirotaka

35
猿人が投げ上げた棍棒が宇宙船になる。映画「2001年宇宙の旅」の名シーン。人は道具を作り、道具は人を作る。火を使う、農業をする、文字を使うなど、人類は数々の特異点を越え、まったく別の人類に生まれ変わってきた。その点を越えるともう以前の状態には戻れない。数万、数千年間隔で起きていた特異点の間隔は狭まり、20世紀からは数十年単位に短縮され、変化の度合も格段に大きくなった。もうすぐコンピュータは人間を越える。それが引き金になり、遺伝学、ナノテクノロジー、ロボット工学で次々と革命が起き、シンギュラリティを迎える。2020/01/28

Shinchan

17
コンピュータの進化は目覚しいものがある。過去の20年を振り返ると現在の日本のスーパーコンピュータ「京」と同じ能力のコンピュータを持ち歩くというようなこともありえる話しである。また、コンピュータの発達によって科学技術の進歩が加速してゆくことは間違いない。PCが一般的になり、コンピュータが社会に浸透して、デジタルデバイドという言葉が出てきたが。いまや先進国ではネットワークは意識しなくても使える状況になり、また貧しい国でも携帯電話の普及により変化しつつある。あと30年、怖い用でもあり、楽しみでもある。2014/01/22

vinlandmbit

16
図書館本。先見の明とは、まさしくこの事、、とただただ実感する名著です。2023/03/06

白義

15
参った。ここまでとてつもない本だとは思わなかった。究極の未来予測書だ。技術というのは進めば進むほど進化が加速する。このままナノテクや遺伝子、ロボット工学が進展すれば、2045年で技術的特異点を迎えコンピューターは人類以上の知性を、人類は種の限界を超越、無限の寿命を得るというSFみたいな話だが、そこから社会や宇宙、しまいには意識にまつわる哲学にまで風呂敷を広げて一貫した視点から語るのだから驚異としか言いようがない。もちろん、著者の予言よりはまだ技術の進展は遅いしボクも多分技術的特異点は来ないと思うけど2012/02/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/417159
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。