内容説明
カリブ海の楽園からやってきた抜群の運動能力をもつ男たち。雪を見るのも初めてだった彼らがカルガリーオリンピックで見せた快走は、すでに伝説となっている。人気の重圧、資金問題、氷上練習の不足など、チームの危機を乗り越え、四度のオリンピックを戦い抜いた真の実力とは。
目次
第１部 別世界（灼熱；氷）
第２部 ジャマイカ・ボブスレー（氷上の炎―始まりへの期待；氷上の炎―終わりの不安；世界のトップへ ほか）
第３部 土台を築く（熱望；信念；努力）
著者等紹介
ストークス，ネルソン・クリスチャン［ストークス，ネルソンクリスチャン］［Ｓｔｏｋｅｓ，Ｎｅｌｓｏｎ Ｃｈｒｉｓｔｉａｎ］
ジャマイカの高校陸上界で活躍した後、スポーツ奨学金を得て留学し、米アイダホ大学を卒業。さらにワシントン州立大学でＭＢＡを修得し、ジョージタウン大学大学院を卒業した。専攻は金融財政学。陸上選手としてソウルオリンピックを目指していた１９８８年、発足直後のジャマイカ・ボブスレーチームに加入。代表選手として四度のオリンピックを経験した後、１９９５年よりジャマイカ・ボブスレー連盟の会長に就任。同時にカリブ諸国の大手金融機関のビジネス開発部門副部長の職についている
有沢善樹［アリサワヨシキ］
１９６５年富山県生まれ。神戸大学文学部中退（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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