いまを生きるちから

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140810729
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0010

出版社内容情報

競争や対立ばかりが強調される。
こころが乾き、いのちの重さが軽くなった。
そんな不安な時代を生きる力は、いったいどこにあるのか。
そのヒントを、自然や宗教などに対する日本古来の感性の中に探り、泣くこと、悲しむこと、慈悲と共生、そして寛容について考える注目の書。

目次

日本人の忘れもの
悲しむことで耐えるこころ
励ましから慰めへ
日本人の宗教感覚
不安と混乱の先に
「隠れ」と「逃散」
都市に生きる信仰心
「お陰さま」と「ご縁」
抒情と感傷の意味
青い鳥のゆくえ
寛容と共生の世紀へ
スペシャル・インタビュー:ぜいたくは「生きること」の中にこそある

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年、福岡県に生まれる。戦後、北朝鮮より引き揚げ。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。1966年、『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞受賞。『青春の門』で吉川英治文学賞を受ける。第一エッセイ集『風に吹かれて』は刊行39年をへて、現在総部数460万部に達するロングセラーとなっている。ニューヨークで発売された、英文版『TARIKI』は大きな反響を呼び、2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門)に選ばれた。また2002年度第50回菊池寛賞を受賞。2004年には第38回仏教伝道文化賞を受賞。1981年より休筆、京都の龍谷大学において仏教史を学ぶが、1985年より執筆再開し、現在、直木賞、泉鏡花文学賞、吉川英治文学賞、その他多くの選考委員をつとめる。横浜市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かいちゃそ

0
このタイミングで読んだことに意味があると思います。いのちについて、宗教や倫理、時代のながれ、価値観といった様々な視点から書かれている作品。気に入ったのは「不安は新しい希望への母」ということば。深いなーと。これから社会人の私にとって不安の連続の毎日ですが、これを胸に留めていたいと思います。2011/04/02

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