内容説明
祖父の家で真夜中に見た初めてのワールドカップ、いつかその舞台に立てるような気がした。働きながらもプロになる夢をあきらめなかった。アマチュアクラブで選手と泥にまみれながら、大学に通い、一流監督になるための武器を身につけた。トルシエ監督の人生にはいつも冒険がある。日本代表を率いた挑戦が最終章を迎えた今、すべてを語った。「夢は実現させるためにある」人生の120パーセントをサッカーに捧げる男が初めて語った自らの軌跡、そして日本代表のこと。
目次
第1章 運命を切り開く
第2章 JAPONへの冒険
第3章 メンタリティーの発見
第4章 教育者としての喜び
第5章 監督という孤独な仕事
第6章 サッカー文化成熟のとき
第7章 23人の日本代表
第8章 ワールドカップ
著者等紹介
トルシエ,フィリップ[トルシエ,フィリップ][Troussier,Philippe]
1955年3月21日、パリ生まれ。74年、就職。1年足らずで退職し、アマチュアクラブに入団。76年、フランス2部リーグのアングレーム入団、プロ選手となる。83年、現役引退。15歳以下フランス代表監督に就任。87年、3部リーグのレッドスターの監督に就任、2部に昇格させる。89年、コートジボワールのASECアビジャンの監督に就任。以後、コートジボワール代表、ナイジェリア代表、ブルキナファソ代表監督などを歴任。98年6月、南アフリカ代表監督としてワールドカップ・フランス大会に出場。98年9月、日本代表監督就任。ワールドユース選手権準優勝(99年4月)、シドニー・オリンピックベスト8(2000年9月)、アジアカップ優勝(00年10月)、コンフェデレーションズカップ準優勝(01年6月)などを果たし、2002年5月開幕の日韓共催ワールドカップに挑む
シュナイユ,ルイ[シュナイユ,ルイ][Chenaille,Louis]
1969年、南フランスのアレス生まれ。93年、Institut Pratique de Journalisme(パリ)卒。フリーのジャーナリストとして活躍。97年、フランスのスポーツ紙「レキップ」の日本特派員として来日。以来サッカー日本代表を中心に取材を続けている
松本百合子[マツモトユリコ]
上智大学仏文科卒。翻訳家
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