内容説明
人口爆発、環境汚染、食糧不足によって、人間は近い将来絶滅する。そんな予測もいまや無謀な考えではない。現代人は、地球の未来に責任がある。科学は未来を救うことができるだろうか?大きな可能性を秘めた科学の力を正しく発展させて、環境を保護し、美しい地球を未来に残すことが、現代人の使命だ。その使い方を誤れば、一挙に地球滅亡へと進むことも考えられる。ミクロの科学技術から宇宙開発まで、現代の最先端科学をわかりやすく解説し、これからの人間の生活がどうなるのか、あらゆる可能性を探ってみる。子どもが読んでも、おとなが読んでも、楽しくためになる科学読みもの。
目次
現代を生きているきみへ
未来社会はどうなる?
危険な未来
人口爆発
エネルギー危機
食糧危機
未来の危機は避けられるのか?
一つになった世界
情報と原子を動かす時代
いたるところにコンピュータ
なまけ者の国
ウイルス大の機械
未来の医学
子どももオーダーメイドで
不老不死の夢
宇宙開発はつづく
軌道エレベーター―惑星への道
星間宇宙人―ホモ・インターステラ
サンタクロースマシン
夢
遠い未来
未来のきみへ
未来へのシナリオ
未来に関する用語
未来に関するSFおよび映画
著者等紹介
ニュート,アイリック[ニュート,アイリック][Newth,Eirik]
作家、科学ジャーナリスト、翻訳家。1964年ノルウェーのオスロに生まれる。オスロ大学で天体物理学を専攻
猪苗代英徳[イナワシロヒデノリ]
翻訳家(ノルド語・フィン語)。1952年生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。