世界のたね―真理を追いもとめる科学の物語

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世界のたね―真理を追いもとめる科学の物語

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  • サイズ A5判/ページ数 351,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784140804698
  • NDC分類 K402
  • Cコード C0098

内容説明

ゼロの発見から引力そしてDNAまで、あたりまえのように思われている多くのことが、過去の研究者たちのたゆまぬ探究の結果であることを、わたしたちは忘れている。本書には、ギリシャ時代から現代までの科学の歴史が物語風に描かれている。楽しく読んでためになる、初心者のための科学読本である。「なぜ、数学や理科を勉強しなければならないんだろう?」こんな疑問にも答えが見つかるはずだ。専門知識のない小・中学生から、理科嫌いで人生を通してきた社会人まで、幅広い読者にとって目からうろこの科学の世界を紹介する。

目次

好奇心
おおもとはなにか?
数の魅力
世界でいちばん小さなつぶ
自然を見つめた人―アリストテレス
行動した哲学者たち
発明の父―アルキメデス
知の宝庫―アレクサンドリアの図書館
世界の知恵
聖書と学問〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おはなし会 芽ぶっく 

15
角川文庫から上下巻が出ているようですが、こちらを。科学史を分かりやすくかかれた本。理科苦手ですが入門書のように分かりやすかったです。大学生の理系息子にすすめたら、「中学生の時に読んだよ」と言われました。教えてよぉ。2021/03/31

GASHOW

10
小学5,6年生に教室で話しかけているようにやさしい話口であるが、人類が2000年近くかけてようやく知ることができた真理を過去から順に教えてくれる。子供向けの本だけど、ここの書かれている内容を全て知っている大人は、ほとんどいないと思う。クイズ王くらいかもしれない。特殊相対性理論の中身を友人に説明しようとしても難しいがこれなら簡単だ。ああ、この本を子供の時に出会っていたら人生かわっていたかもしれない。2016/11/10

とりぞう

2
「レンズ」の語源を知っただけで、本書を読んだ価値はあったな。曰く「特定の形にカットされたガラスの円板が、ちょうどレンズ豆に似ていたことから、これを『レンズ』と呼ぶようになった」。なお、「学びたがり屋」のぼくには「宇宙論学者たちは、ビッグバン以前になにがあったのか、という問いの答えを見つけ出すことは、たぶんできないだろう。あるいは、宇宙論そのものが、真理の探求から得られるものの限界を示しているのかもしれない」という言葉もずんと響いた。2016/02/02

山本

1
小中高生向けの科学史の本。ギリシャ時代の自然哲学から始まり、科学革命を経て、近代科学の発展までやさしく解説。西洋以外(中国など)での出来事についてもときどき触れている。科学史を概観するのに適した一冊。2017/11/25

へべれけ軍曹

1
科学の歴史をざっくりと説明した本。古代ギリシャからガリレオ・ガリレイ、ニュートン、アインシュタインと先人たちの知恵の積み重ねで現代の科学があるという事が良く分かる。中学生位に読ませると丁度良い感じ。2016/11/10

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