内容説明
偉大なる科学遺産発見の興奮が止まらない。「なんてリアルだ！」アポロ宇宙飛行士も驚嘆の声をあげた月世界探検の記録。ＮＨＫＢＳ１０周年記念大型海外ドラマ『人類、月に立つ』の原作。
目次
第７章 ある宇宙飛行士の栄冠―アポロ１３号
第８章 真の勇者になるために―アポロ１４号
第９章 科学者
第１０章 ともされるべき炎
第１１章 月の山脈へ―アポロ１５号
第１２章 思いがけない月の素顔―アポロ１６号
第１３章 月に降りた最後の男たち―アポロ１７号
エピローグ 月の観客たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
槙
13
アルテミス計画として有人の月面着陸が2024年に実現予定だけど、そういう意味ではアポロ計画は50年近く早すぎたともいえるのかも。 下巻はただ行くだけじゃなく月で何をするかに焦点が移っていく様が描かれていた。アポロ13は「かがやける失敗」だけど、実際に予定されていた月の地質学的な調査について読んで貴重な機会が失われていたことを残念に思う。 地形や地質の観点で考えたことが無かったのだけど、あのまま月への往復が続いて、民間も参入するぐらいになってたら今頃タモリさんが静かの海でブラタモリしてたかも知れない。2020/05/31
果てなき冒険たまこ
1
アメリカの威信をかけたケネディの一言から始まったアポロ計画。 気の遠くなるような努力と莫大な予算で実行された宇宙旅行。。旅行じゃないやね宇宙探査はなんと10年で人類が月面を歩くことになる。 ベトナム戦争の行方も見えずケネディは暗殺されても月に到達できた熱狂の時代。 自分をSFへと駆り立ててくれたのは間違いなくあのアポロ11号なんだろうなぁ。 いまはインスタでNASAが送ってくれる宇宙の画像を眺めるくらいだけどそれだって簡単には見られなかったものだし、可能性はまだ無限のはずだよね。人類に期待する。2021/09/27
松田望
0
五〇年近く経ってそれからの新しい宇宙計画の断絶で、月世界の異世界感が以前よりずっと増している。ハル・クレメント『重力の使命』を読んでいるかのようだ。2016/05/30
ポヨヨン
0
ドラマが大好きだったので、出てた役者さんの姿を当てはめたりして、めっちゃスムーズに読めました。読んでる途中で偶然N.アームストロング船長の訃報を聞いたときは、めっちゃビックリ。この本を手にとっていたのも虫の知らせだったのか・・・？2012/09/05
Mazza
0
写真もイイ。2022/12/15
