出版社内容情報
ワールドカップ連覇の鍵を握る男が、フランス大会を前に送る熱いメッセージ。代表へのこだわり、栄冠を勝ち取るまでの秘話、アジア最終予選で感じた日本チームの弱点など、今いちばんホットな話題を直截に語る。
「翻訳監修者」より
ドゥンガは非常に優しい男だ。
私は日本に住んでいないので、彼が正確にどのようなイメージを日本でもたれている
のかわかりません。多分、怒っているイメージが強いのでしょう。彼のコミュニケー
ションの仕方が非常に国際的なので、そう見えたのかもしれません。国際的に、彼は
平均より少し、グランドで表現が強い選手です。勿論選手としてのレベルは平均の遥
か上ですが。逆に、国際的に、コミュニケーションとはあのレベルでするものだと思
います。
ドゥンガはおそらくカルチャーショックを日本人に与えたのかもしれません。ただ一
ついえることは彼のコミュニケーションの仕方は、国際的に通用し、敬意をもたれて
いることでしょう。
【翻訳監修 前田和明 http://www.t-i-e.com/】
内容説明
代表のためならすべてを捧げてもいい。ワールドカップへの情熱、自らのサッカー人生、そして日本へのいくつかの提言―。プロフェッショナルの哲学。
目次
第1章 ワールドカップ
第2章 競争
第3章 ブラジル代表
第4章 ニッポン
第5章 Jリーグ
第6章 キャプテン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coolmonster
1
彼の考えるプロフェッショナルフットボーラーの矜持が詳細に説明されている。フランスW杯の前に書かれた本という事もあり、文章には「いかにもキャプテン」らしい表現が多々見られる。非常に優秀なキャプテンだが、監督としての成績は残念ながら物足りない。一度、代表監督ではなく、Jリーグで監督をしたらどうだろう?と私は本気で考えている。2015/12/28
湘南☆浪漫【Rain Maker】
0
燃える闘魂!!2015/09/11
nonfiction
0
意外に繊細。サムライの集中力に憧れていたが、いまや毎日のように日本人に向かって「集中しろ!」と叫んでいる始末w P1212014/12/17
SA
0
闘将ドゥンガの原点。日本で監督やってほしい。2012/09/18
RUI COSTA
0
今のジュビロに足りないのは暑苦しいほどに勝利に拘るドゥンガだな。2012/04/30