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競馬の血統学―サラブレッドの進化と限界

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140803509
  • NDC分類 788.5
  • Cコード C0075

出版社内容情報

人為的な配合により進化を遂げてきたサラブレッド。優勝劣敗の原則のもと、選ばれた馬のみが子孫を残す。この三百年にわたる父系興亡の歴史の中に,きまって繰り返すひとつの法則があった!全競馬ファン必読の書。

内容説明

本書は、現代のサラブレッドに直接重要な影響を与えたと思われる、八頭の種牡馬によって章立てされている。

目次

第1章 血の宿命―革命の使者セントサイモン
第2章 約束の血―影の立役者ハイペリオン
第3章 血の盲点―近代サラブレッドの祖ネアルコ
第4章 喧しい血―偉大なる後継者ナスルーラ
第5章 辺境の血―サラブレッドの新種ノーザンダンサー
第6章 新しい血―雑草血統の選りすぐりネイティヴダンサー
第7章 稀少の血―日本に息づくトウルビヨン
第8章 血の相性―眠りから醒めたロイヤルチャージャー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ライアン

5
十数年ぶりに再読。吉沢さんの血統の話は面白い。リンゴの木の比喩とかね2015/09/23

Tak

4
久々の再読。やはり名著で面白い。現在の日本競馬が陥りかけている(もう陥っている?)血の飽和について改めて納得。サンデーサイレンスも凄いが種付け1回2億円のノーザンダンサーは凄い種牡馬だね〜。最近こういう読ませる競馬本が無い印象なのでもっと重厚な競馬本がが出る事を期待します。2020/06/14

ボンズ

3
世界の競馬血統学。サラブレッドは進化はもう終わった。現在は血を残していく作業に過ぎない。世界レコードタイムのほとんどは数十年前に樹立されている事をご存知ですか?日本は世界に遅れ競馬発展途上国で高速馬場競馬場のお蔭でレコードが年々更新されていますが、競走馬にとっては怪我と隣り合わせの危険な競馬場です。皆さんは知っていますか?日本競馬が世界から何と言われているかを。馬の墓場だそうです。

パラオ・スパニッシュフライ

2
前世紀に読んだ本。父オルフェーヴル、母父ダンスインザダークという馬を見てサンデーサイレンスの血の飽和が起き始めたと感じて再読しました。歴史は繰り返す。世界で何度も起こった血の行き詰まりの末路は決まっています。 日本ではサンデーの近親繁殖が始まりました。ある程度強い馬が出てきてブームになるでしょう。でもその後に待っているのは凋落しかありません。それを救うのは日本古来の逞しい雑草血統。この日本の競馬の歴史の流れを自分はどこまで見届けることができるのか。今後は別な視点で競馬を見守っていきたい。2017/07/04

811

2
馬券検討時に血統を重視して予想出来るようになってからから読んだ方がより理解しやすい。2015/07/14

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