内容説明
「あのとき、ほんとうに食べたかったもの…」。阪神大震災。おざなりにされてきた「食」の問題を、今検証し、今後の巨大災害に備える。
目次
第1部 震災時の「食」の実態(被災後二週間の状況―体験から;避難所の食事は四期に分けられる;避難所の食事内容はどうだったのか;病弱者・高齢者の対応 ほか)
第2部 野菜入り緊急食と確かな備えを(野菜を緊急時にどう取り入れるか;備蓄について;食のことは専門家に―栄養士の活用;「おいしさ」ってなんだろう)
感想・レビュー
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ヨハネス
3
一人で暮らすようになり、急に防災を意識するようになりました。母がいた時はお菓子が段ボールにヤマとあったので、少なくとも食に関する心配はしていませんでしたが、実際は野菜が必要なのね。東日本大震災の時、我が家は計画停電に7回も遭ったので(津波に遭うより何万倍もいいけど)電気が止まった時のことしか心配していませんでした。阪神淡路の時は、逆に電気だけ生きていたんですね!だから電子レンジやホットプレートが大活躍。電気製品に弱いので、電子レンジも電気毛布もホイホイ処分しているのですが、防災を考えたら残しておくべきかも2015/10/09