12歳からの被災者学―阪神・淡路大震災に学ぶ78の知恵

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784140112076
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C2036

内容説明

「いつやってくるのかわからない地震のことなんて考えていられない」なんて思っていませんか?でも、世界の地震の1/10が日本で起こっています。キミたちが、これから起こる地震の「被災者」になるかもしれないのです。この本は、もし災害の被災者になるとしたら、どのように考え、ふるまうことが大切か、ひと言でいえば、「正しい被災者になるための入門書」です。

目次

1 地震がきたとき
2 ライフラインはどうなる
3 避難所の暮らし
4 地震後の暮らし
5 地震で死なないために
6 被災地のために君たちができること
7 まちのたてなおし
8 地震って?

著者等紹介

土岐憲三[トキケンゾウ]
立命館大学歴史都市防災研究センター長、理工学部教授。京都大学名誉教授。日本学術会議研究連絡委員(災害工学、基礎工学)、国際連合上級科学顧問、世界地震工学会日本代表、日本地震工学会会長、日本自然災害学会会長、などを歴任。土木学会論文賞、国土庁長官表彰、通商産業大臣表彰など受賞

河田恵昭[カワタヨシアキ]
京都大学防災研究所巨大災害研究センター長・教授。阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター長(兼務)。大都市大震災軽減化特別プロジェクト(文部科学省)研究代表者。21世紀COEプログラム「災害学理の究明と防災学の構築」拠点リーダー。土木学会論文賞、日本自然災害学会学術賞、兵庫県防災功労者表彰など受賞

林春男[ハヤシハルオ]
京都大学防災研究所巨大災害研究センター教授。京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻教授。地域安全学会会長
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佳音

15
この日に。初めてこの本と出会った時、単に知識を得るためだった。真実この本の良さを実感したのは、3・11を経験したからである。なにがしかの家財が倒れ、単に帰宅難民となったにすぎない私でも少なからぬ衝撃があった。あの阪神淡路大震災を受けた方からの教えがいかされている。特に仮設住宅孤独死の問題などだ。子どもに読ませたい一冊である。。

pocco@灯れ松明の火

12
ゆめわかばさん紹介本:一時避難から生活建て直しまで想定して練習・準備・心構の練習になる。ご近所との付き合いも大切にしたい。 >>広島から大阪に帰るハズだった阪神大震災の日。TVは悲惨な街を映し、帰る高速道路が無く。 東日本大震災は複合的被害が多く、長期化の模様。今、県外転出して頑張る被災者家族を孤立させない様に・・・。2011/04/26

ぼんくら

10
読友さんご紹介本。副題に阪神・淡路大震災に学ぶ78の知恵とある通り、具体的な疑問と回答が詰まっている。前書きに21世紀の前半が地震活動期と書かれていた。前から言われていたのに、いかに自分が無関心だったかと思う。今回の震災でも阪神・淡路の知恵が生かされていることをいろんな場面で感じました。まずは自分自身の意識を変えて防災対策を見直そう。2011/05/11

真水

3
12歳からの~とタイトル通りとても分かりやすい。多種多様な筆者の方々の話しはとても参考になる。心構えに。そして被災者の方々の生活や気持ちを少しでも知るために。2011/05/11

takao

2
大震災に遭遇した場合の知恵。 NTTの災害伝言ダイアル 171(いない) コピー2部(通帳での名前・口座等、免許証)。手持ち及び遠隔地に保管。2021/04/03

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