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天国の五人

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140054659
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

83歳のエディは一瞬の事故であっけなく死んだ。妻に先立たれ、子供もいない。仕事も希望どおりではなかった。彼の人生はなんの意味もなかったのか…。しかし、その死は本当のおわりではなかった。この物語はおわりから始まる。彼を天国で待っていた五人の人物とは?エディが最後にたどりついたものは。

著者等紹介

アルボム,ミッチ[アルボム,ミッチ][Albom,Mitch]
フィラデルフィア出身。コロンビア大学でジャーナリズムの修士号を取得。デトロイト・フリープレス紙のスポーツコラムニストとして活躍し、AP通信によって全米No.1スポーツコラムニストに13回選ばれている。1997年、不治の病に侵された大学時代の恩師との二人だけの授業を綴ったTuesdays with Morrie(邦訳『モリー先生との火曜日』)を発表、アメリカで600万部を超えるなど、世界的なベストセラーとなる。『天国の五人』では、初めてのフィクションに挑戦。現在、妻ジャニーンとミシガン州フランクリンに在住

小田島則子[オダシマノリコ]
早稲田大学博士課程、ロンドン大学修士(MA)課程修了。早稲田大学ほか、非常勤講師

小田島恒志[オダシマコウシ]
早稲田大学博士課程、ロンドン大学修士(MA)課程修了。早稲田大学教授。戯曲の翻訳活動により湯浅芳子賞(1995年度翻訳・脚色部門)を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キムチ27

43
ムぅ~ピュアな心で読めば感動ものの1冊。ベストセラーもむべなるかな死んで人生は終わるが愛は終わらない。人は「因」や「縁」に繋がっており、それを悟ることによって一切の苦厄から解き放たれる~しかも宗教や国境を超えた万人の「真実」だぁ・・わかる。けどある人にはその鎖が重い、絡む縁が呪詛っていうのもありぃ。でも冬の碧空の如く、心が澄む思いの作品。2018/02/13

kayoko

35
知らぬ間に誰かの人生に関わっているのね~『人生で唯一無駄なことがあるとしたら、それは自分は孤独だと思う瞬間だけ』心に残ったわ~2017/06/10

さと

31
ある日 エディーが死んだ。その時彼が携えていたものは、パッとしない毎日と戦争で傷つき思うようにならな体とメンテナンス・エディーの仕事だけ。彼を迎える5人。彼らの話を聴きながらエディーは自分の存在を客観視していく。「我々はみな繋がっていること」「犠牲も人生の一部だということ」「憎しみは毒、湾曲した刃は自らを傷つける」「愛」許し」徐々に自分の人生を許し受け入れ認められるようになっていくエディー。生きていることにすでに意味があることを自然に教えてくれた一冊。2014/10/07

あまね

17
どこかで読んだ書評が良かったので手に取ってみましたが、んーーー、⭐︎2.7くらいでした。けれど、人は誰かのおかげで生きていること、人生には終わりがあるけれど、愛には終わりがないこと等々、東洋的な思想を感じさせる描写もあり、なるほどと思えることもありました。ここに描かれる「天国」は一般的にイメージされる天国ではありませんが、死んだ後に自分と関わった5人と会い、生きてきた意味を理解していくという設定はおもしろかったです。2020/08/10

あいぽん

14
モリー先生と火曜日のミッチ・アルボム氏の作品です。一気に読んでしまいました。主人公は冒頭から亡くなってしまうので、死後の世界なのですが、天国で出会う5人の人々によって、自分の生きていた意味を知ります。「人生は終わる、愛は終わらない。」という言葉が心に響きました。読みながら情景が思い浮かぶ作品で、感動し涙が出ました。この本を手に取りよかったです。2015/04/18

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