野蛮な来訪者―RJRナビスコの陥落〈下〉

野蛮な来訪者―RJRナビスコの陥落〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 406p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784140051627
  • NDC分類 335.5
  • Cコード C0334

内容説明

空前絶後の買収劇にはウォール街のプロの欲と意地が絡む。謀略さながらの戦いが展開された。合従連衡、ガセ情報、マスコミへのリーク…。金と野心に憑かれた男たちに美人の妻たちも絡んで、激しい競り合いが続く。買収金額はとめどなく膨れ上がり、総額250億ドル(約3兆円)に達した。そして、最後の勝利を手にしたのは…?

目次

第11章 不毛の提携交渉
第12章 和平交渉、決裂
第13章 世論の袋だたき
第14章 ビッドに滑り込め
第15章 延長戦の明暗
第16章 強欲のゲーム
第17章 ビッドに終りはない!
第18章 最後の競り合い

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

44cars

1
もう少し劇画的なシーンがあるのかと思ったら。 しかし強欲むき出し。2017/01/16

hits_y

1
中嶋悟がキャメルロータスで走ってた裏で、スポンサーの会社がこんなことになってたとは、当時は全然知らなかった。本はビジネス書というより、エンターテイメントとして楽しめます。しかし会社が投資の対象でしかないと言うのはなんだかなー。当時の日本の銀行も大分噛んでた様ですが、これに比べたら孫正義の会社買収のなんと真面目なことか。2016/10/05

gonbee

1
膨大な登場人物、正直途中で諦めたので、最後の方は所属位しかわからない人物のオンパレードになった。ある程度主要な人物・会社はその生い立ちから語られる為、上巻はなかなか話が進まない。だが、読み終わってみると、あれがなかったら上っ面を撫でただけのものになっていたのではないかと思える。訳者後書きにもあったが、この本の登場人物は全員勝者。敗者は全く無視されているというのもまた面白い。結局マスコミも勝者にしか興味が無いという事。2016/06/02

b_graham

1
読み終わった直後に考えたことは、富とは何だろうかであった。金融工学やITなどにより、現代では物質を介さなくとも金儲けができるようになった。そして、この本の物語はそれを如実に語っている。様々な人が富、権力、権益を巡って目に見えないものを争うこの物語を読んで、リーマンショックは起きて当然だと感じた。2013/01/28

Katsutoshi Maruyama

1
今までできなかった興味ある本を乱読中。その中で印象に残った本。 まずは授業の参考図書を今更ながら・・・ 世界最大級のLBO案件。ストーリーはかなり遠回りしながらも、ビットに突入してからはまさに手に汗を握る展開で面白かった。 1988年でこれだけ(3兆円超)のディールをまとめたプレイヤー、金融手法を考えると、金融分野においてバブルに浮かれていた日本と実力差があったことは、はっきりとわかる。 LBOによって、株価は2倍に跳ね上がり、当初の目的は達成された。しかし、各プレイヤーのエゴとプライドによって当初描いて2012/03/14

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