出版社内容情報
3月23日日本経済新聞で書評
内容説明
遊動するデジタルの記録。「記憶」の未来が、いま拓かれる。
目次
まえがき―森と砂
第1章 記憶の外在―デジタル・アーカイヴとは何か
第2章 記録というスペクタル
第3章 占有と共有―ムンダネウムをめぐって
第4章 文化記憶の社会資本
第5章 電網の中の文化経済
第6章 離散するアーカイヴ―京都ブランドと文化経済
第7章 米国の文化情報基盤―情報スーパーハイウェイにおける人文科学と芸術
第8章 インターネット・アーカイヴの挑戦―デジタル情報の記録と記憶
第9章 記憶のゆくたて
第10章 記憶の編纂と反転
終章 結紮のデザイン
著者等紹介
武邑光裕[タケムラミツヒロ]
1954年生まれ。1978年日本大学芸術研究所修了。日本大学芸術学部専任講師、京都造形芸術大学メディア美学研究センター所長を経て、1999年より東京大学大学院新領域創成科学研究科メディア環境学分野助教授。専門は、メディア美学、サイバー文化論。デジタル映像文化、VR、インターネットなど海外の先進的な技術文化を逸早く日本に紹介、日本の伝統文化資産のデジタル化を推進する「デジタル・ジャパネスク」プロジェクトを展開。石川県新情報書府構想委員会委員長、デジタル・ミュージアム推進協議会副会長、米国MCN(Museum Computer Network)Japan SIG Chair(日本支部代表)
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