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NASAを築いた人と技術―巨大システム開発の技術文化

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  • サイズ A5判/ページ数 254,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130603058
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C3040

内容説明

米国のアポロ計画、無人探査、科学観測、そして日本のロケット開発―その技術コミュニティを解明し、システム工学の射程を問う。

目次

序章 未踏技術への陣容―宇宙開発のコミュニティ
第1章 フォン・ブラウンのチーム―マーシャル宇宙飛行センター
第2章 アポロ宇宙船開発―有人宇宙船センター
第3章 大学人の誇りと試練―ジェット推進研究所
第4章 科学者たちの選択―ゴダード宇宙飛行センター
第5章 人間志向の技術文化―日本の宇宙開発機関
終章 システム工学の意味―歴史と技術論の視座から

著者等紹介

佐藤靖[サトウヤスシ]
1972年新潟県生まれ。1994年東京大学工学部航空宇宙工学科卒業。科学技術庁勤務を経て、2005年ペンシルバニア大学大学院科学史・科学社会学科博士号取得。日本学術振興会特別研究員(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kannkyo

18
再読。 ロケット研究者のフォン・ブラウンは、第二次大戦中は独軍で、戦後はNASAでロケットの研究を主導した。彼は、マーシャル宇宙飛行センターの初代長官としてアポロ計画のサターンVロケットの開発を率いたリーダーである。開発当初の彼のリーダーシップは、独軍士官を手本とした典型的なOODAループのようであった。その後、組織の急拡大とともにOODAループ的体制の中に官僚的、システム工学的な管理手法を導入していくこととなる・・・。 あらためて読み返すと、OODAループと組織規模について考えさせられた。2019/07/30

メルセ・ひすい

0
9. 04 ★ 米国ロケットのすべて。 アポロ計画と国際戦略と国の威信・膨大な予算・都市問題・貧困問題それぞれのバランスを如何にするか。NASAは全米に11カ所ある。  米国のアポロ計画、無人探査、科学観測、そして日本のロケット開発。宇宙を目指し、結集した技術者たちの技術文化とは。技術者とそのコミュニティに着目し、システム工学の射程を問う。2007/07/01

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