出版社内容情報
日本とイギリスの社会保障に対する考え方の違いを理解し,日本の社会保障制度のあり方を考えるうえでも有益である.また大胆な社会保障改革を試みてきたイギリスは,社会保障改革の模範国とみなされるようになった.こうしたイギリスの社会保障制度の現状を紹介する.イギリスの社会保障制度を学ぶための基本書である.
目次
第1部 社会保障の背景(総論―イギリスの社会保障体系;社会保障の歴史(1945‐95年)―古典的福祉国家から多元的福祉国家へ
社会保障行政 ほか)
第2部 所得保障(国民保険―年金、失業給付、傷病給付;家族クレジット・児童給付・障害者手当;住宅給付 ほか)
第3部 医療保障と社会サービス(国民保健サービス;対人社会サービス(1)高齢者
対人社会サービス(2)児童 ほか)
第4部 社会保障改革の動向(社会保障と行政改革;私的年金と私的医療―社会保障民営化の実験;コミュニティケア改革の動向 ほか)