出版社内容情報
高田保馬・清水幾太郎から原純輔・盛山和夫まで,戦後60年におよぶ社会学の主要著作を数十点取り上げ,イベント・世代・学派をキイ・ワードにそれらの一つ一つと対話を重ね,その到達点を明らかにする同時代学史.社会学研究の泰斗によって構築された戦後日本社会学史の滔々たる物語である.
目次
第1章 戦後日本の社会学を見る視点
第2章 戦前世代による戦後初期の社会学
第3章 諸領域社会学の発展
第4章 リベラル社会学
第5章 マルクス主義社会学
第6章 マルティパラダイムの諸潮流
結び 戦後日本の社会学の到達点とその将来
著者等紹介
富永健一[トミナガケンイチ]
1931年東京に生れる。1955年東京大学文学部卒業。1977年東京大学文学部教授。1992年慶応義塾大学環境情報学部教授。1996年紫綬褒章受章。1997年武蔵工業大学環境情報学部教授。東京大学名誉教授、社会学博士・博士(経済学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。