出版社内容情報
個別国家による自律的な意思決定の相互承認という基礎の上に成り立つとされてきた国際秩序は,どのような変容を迫られているのか.グローバル化,自由主義的規範,兵器体系,内戦,地球環境問題,民主主義をテーマに,国際秩序変動の歴史を説明するとともに,その将来を展望する.
内容説明
世界はどこへゆくのか?国際秩序は変動しているのだろうか。どのような変動が、なぜ起こっているのか。変動の軌跡を辿り国際政治の未来を展望する。
目次
第1章 グローバル化と国際秩序
第2章 国際政治における規範の機能と構造変動―自由主義の隘路
第3章 大量破壊兵器、RMA、国際秩序
第4章 内政干渉の国際政治学―冷戦終結と内戦
第5章 地球環境領域における国際秩序の構築―国家の選好と知識
第6章 民主主義と国際秩序
著者等紹介
石田淳[イシダアツシ]
東京大学社会科学研究所
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