出版社内容情報
"中世に生きた人びとが常に向きあっていた世界とはどのようなものだったのだろうか.本巻では,人びとの内面を支える規範・秩序と,人びとが活動した空間をとりまく環境や景観の両面に着目し,中世という時代の具体相を浮き彫りにする.
内容説明
中世世界の具体相を、人びとの内面を支える規範・秩序と、人びとをとりまく環境・景観の両面から浮き彫りにする。
目次
1 「元寇」、倭寇、日本国王
2 室町時代の政治秩序
3 中世日本の北と南
4 中世都市と交通体系
5 中世村落の構造と景観
6 神仏と中世文化
7 女性・家族・生活
8 中世法と在地社会
9 寄合の文化
10 中世の自然と人間
11 中世史料論