出版社内容情報
律令を軸として,「日本」という自己認識を伴いながら形作られていった古代国家の政治・経済の動きから庶民の生活や文化までを,「奈良」「平安」の枠をこえた広い視野で概観する.
内容説明
「日本」という自己認識をともないながら形作られていった古代世界。その政治や経済の動き、文化、生活の具体相を、時代の枠をこえた広い視野で概観する。
目次
1 律令国家の法と社会
2 王家と貴族
3 古代宮都の成立と展開
4 地域社会と国郡制
5 生産・流通と古代の社会編成
6 古代国家の政務と儀式
7 奈良・平安時代の宗教と文化
8 東アジアのなかの日本律令国家
9 古代社会の男女と老童
10 古代史料の特質