必死の代案―期待と危機の20年

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  • サイズ B6判/ページ数 395p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130250863
  • NDC分類 209
  • Cコード C3322

出版社内容情報

再び深まる世界戦争の回避をめざした「必死の代案」を分析.その帰結の意味を問い直す.〈執筆〉新川健三郎・木村英亮・久保亨・南塚信吾・北原敦・百瀬宏・栃木利夫・中村政則・荒田洋・伊集院立・江口圭一・古厩忠夫・内藤雅雄・岡真理

内容説明

新たな国際秩序の構築、新生ソ連の登場、植民地・従属国でのナショナリズムの展開、そしてファシズムの台頭、大恐慌を画期に深まる世界戦争の危機。戦争回避を目指した「必死の代案」その帰結の意味を問う。

目次

1 ウィルソン対レーニン(アメリカの大国化;ソ連の成立とその影響―アゼルバイジャンにおける民族自決;ヴェルサイユ体制とワシントン体制;ハンガリーとコミンテルン;イタリアのファシズム、類似の運動)
2 ヒトラーとスターリン(大恐慌と脱出への模索;ソ連邦の計画経済の成立―穀物危機・集団化・五カ年計画;ナチズム―民族・運動・体制・国際秩序;日本の侵略;従属地域における国民国家の形成―中国とトルコの国民革命)

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