内容説明
記号計算の装置として心をとらえる。心的表象を実体化する鍵概念で知識を読み解く。
目次
1章 計算的人間観
2章 心の科学をめぐって
3章 記号の計算としての認知
4章 コネクショニズムの計算観
5章 心の理論としての計算プログラム
6章 経験科学としての計算アプローチ
7章 理論科学としての計算アプローチ
8章 おわりに―心の科学と認知科学
補稿1 生成文法と計算
補稿2 認知科学文化論考―わざとこころ
著者等紹介
徃住彰文[トコスミアキフミ]
1953年生まれ。1975年北海道大学文学部卒業。1977年北海道大学大学院文学研究科修士課程修了。1979年北海道大学大学院文学研究科博士課程中退。2000年北海道大学博士(行動科学)。現在、東京工業大学大学院社会理工学研究科教授。専攻、言語と感情の認知科学
郡司隆男[グンジタカオ]
1951年生まれ。1974年東京大学理学部卒業。1981年オハイオ州立大学大学院言語学科修士課程修了、M.A.(言語学)1981年オハイオ州立大学大学院計算機情報科学科博士課程修了、Ph.D.(計算言語学)現在、神戸松蔭女子学院大学教授。専攻、言語学、計算言語学
齋藤洋典[サイトウヒロフミ]
1952年生まれ。1976年関西学院大学文学部卒業。1981年関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。現在、名古屋大学大学院情報科学研究科教授。専攻、認知心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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