出版社内容情報
目前の事態への対応と内からの情動への対応の二課題を課す緊急事態において,事態の予想やストレス・情動の強さ故におこる誤認誤解の源泉をコミュニケーション論で理論化し,冷静な判断を助ける環境,情報ネットワークのあり方を探る.補稿:木下冨雄・林春男
内容説明
「いざ!」というとき人は何を考えどう行動するか? 緊急時におけるハラハラドキドキを越える適切な判断と決定のプロセスを認知科学的に解明!
目次
緊急時の情報処理とは
恐怖は行動に影響を及ぼすか
緊急時における予期活動
コミュニケーションと状況の再定義
緊急時の情報処理モデル
今後の展開に向けて
補稿1 緊急時におけるスクリプトの役割
補稿2 緊急時における対人的相互作用と情報処理