内容説明
清冽な朝の空気に鮮血が噴き上がる。皇国陸軍主力戦闘獣が陸軍大尉を襲ったのだ。近衛中佐新城直衛は、自らを捕縛に現れた騎兵中隊を瞬時に無力化し、副官を伴って聯隊に復帰。直ちに、賊徒より皇宮を奪還し陛下の御宸襟を安んじ奉るべく、宮城突入を下命した。市街全域を叛乱軍が制圧し、五将家の策謀が蠢く中、逆賊殲滅に向かう新城の秘策とは!?皇都動乱、遂に決着。
著者等紹介
佐藤大輔[サトウダイスケ]
1964年、石川県生まれ。ウォー・ゲームのデザインを手がけ、多数のベストセラー・シリーズを作成。コミック原作を経て、小説家に
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
安藤スミス
2
内政編3。一応キリのいいところまでは来たけれど、結局作者の死によって最終巻となってしまった。でも正直この構成と構想だとあと100年くらいかけて10冊くらい出しても終わらなさそう。2017/06/17
カモメの本棚'10
2
ついにこの巻にたどり着いた。怒涛の内容に、読了後も頭がクラクラしている。諸々意見もあるだろうけれど、これはこれで「完結」としても良いような気がする。2015/07/26
ぺぽかぼちゃ
2
クーデター、ついに決着。旧友達、親友、恋人達とお国のために戦う。心躍るストーリー。だけど、この物語らしく、綺麗事ばかりではなく。2014/07/06
Keita Sato
2
ここまで一気読みしたー。再読とはいえがんがん読めたな。やっぱり面白い。続き欲しいなあ…御大…。でもまあひと段落のとこで締めたよな2013/10/28
jima_1965
2
やっぱり未完であったことを確認。当然の裏切られ感に満足だったりする。2013/02/27