内容説明
キングは蘇ったとたんルウの死体に遭遇する。何が起きたのかさっぱり訳が判らなかった。リィとシェラは数百光年を一気に飛んだ。しかし事態を何も把握していなかった。混乱の中、一同は“ダイダロス・ワン”―連邦情報局本部に集ったのだ。だが、彼らは互いの存在を知らぬがゆえに相手を容易ならざる敵として認識、必殺の攻撃を繰り出した。
著者等紹介
茅田砂胡［カヤタスナコ］
５月３日生まれ。デルフィニアシリーズで小説デビューをはたす
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感想・レビュー
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みっちゃん
88
｢顔を合わせたら、まず殴る。とにかく殴る。口を利ける程度に済ませるとしても、何が何でも殴り倒す｣第1の眠り姫←姫はどうかと思う(笑)の怒り心頭の呟きに笑った。そして泣いた。その怒りのもとには自分の事は何一つないのだから。ﾗｽﾄ一行、攻撃圏内突入直前に出てきたﾊﾟｽﾜｰﾄﾞ、あのﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞの言葉。もう１人の眠り姫も粋な事するね。読友さんのｱﾄﾞﾊﾞｲｽで【女王と海賊】も借りてて、ﾎﾝﾄに良かった。でないと悶絶死してたかもしれない(笑)茅田作品で一番ﾄﾞｷﾄﾞｷした。2015/09/08
文庫フリーク＠灯れ松明の火
64
再読。剣ＶＳ銃――リィとキングのファーストコンタクトも物騒だが、女王とルウの初対面がそれ以上に物騒。楽しくて楽しくって。『要するに、下半身の問題なのか？』うむ。人外生物会合場所で本人に言って欲しかった。そして再起動を待つもう一人の眠り姫。つくづく、信じられないほどお茶目なダイアン。〔ダンもどき〕のプロポーズの言葉がパスワード。ラヴだ、ハーレクインだ。著者も公言している。愛する妻を語るに『尻に火のついた雌虎みたいに鼻息を荒くして、眼を血走らせて、殺人的な勢いで、驀進する』くらい熱いハーレクイン(笑)2011/01/08
エンブレムＴ
53
下着姿で微笑みながら、手にしているのは薔薇の花と銃。表紙はいったいどんなシチュエーションなんだ？いよいよハーレクイン展開なのか！？と、ドキドキしつつ読みました！！・・・えーい！私のドキドキを返せ～！（爆）や、でも、もう一人の眠り姫を起こすためのパスワードのくだりがいろんな意味でドキドキものだったから良いかな♪この巻は、大物キャラ同士の激突シーンなど見所満載でした。キングが登場しただけでスピード感は上がりましたが、クイーン登場で更に加速した感じ。ページをめくる手が止まりませんでした。2011/01/14
きむこ
38
再読。こんな便利な魔法は気に入らないけれど（笑）女王とダイアンの復活を待ってたよ〜♡あ〜やっぱり止まらないから次に行きます。2015/12/19
昼夜
31
リィとケリーの出会いとかウォルを思い出して切なくなる。ケリーとジャスミンのいちゃつきにとばっちりを受けるルゥが面白い。ダイアナの合言葉、ヤバい。次のケリーの愛情とジャスミンの愛情がぶつかりあうところが楽しみだ。2011/09/13
