内容説明
アウラペルス暦719年初夏、ノルマルク王オトフリート4世は隣国パルティスカ侵攻の兵を挙げた。だが初戦大勝に驕るノルマルク本営は、敵精鋭騎士団の奇襲を受けて壊滅。滅びの星を負う皇子ユリアスは、父王を喪い落ちのびた隣国で祖国再興を誓うが―時が人を呼び人が時に応えたとき、歴史は新たなる英雄伝説を紡ぎ始める。
著者等紹介
赤木毅[アカギツヨシ]
『魔大陸の鷹』シリーズでデビュー。『帝都探偵物語』『有翼騎士団』などの著作の他に、田中芳樹氏との対談集『中欧怪奇紀行』がある(いずれも中央公論新社刊)
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