出版社内容情報
この国を動かしてきた顔の見えない人々に、本来の能力を発揮する「場」は提供されたのか――政党の勃興、戦時体制、敗戦と占領など社会情勢の変動が、行政機構に与えた影響を探る。
内容説明
この国を動かしてきた、顔の見えない人々の誇りと驕り。
目次
プロローグ ヒゲから坊主まで
パーキンソンの霞ケ関
老侯爵の青春―高文官僚と国際潮流
出世の構図(成績と人物;官僚・政治家・記者)
天皇と教祖たち―「革新官僚」横流の時代
占領はお召し列車に乗って―日米官僚の相互乗り入れ
エピローグ 官僚と近代の終焉―官僚と三つの波