アメリカとフランスの革命

アメリカとフランスの革命

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  • サイズ B6判/ページ数 438p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784124034219
  • NDC分類 209
  • Cコード C1320

目次

第1部 啓蒙のかがり火、民衆のめざめ(ジェファソンの私邸から;植民地建設の息吹き;植民地社会の多様化;英本国に抗議する人びと;独立へ、内部革命へ ほか)
第2部 革命の嵐がヨーロッパをつつむとき(大西洋の両岸を革命の波が洗う;一七八九年の燃える夏;絶対王政が頑迷だったのか;渦巻く出来事―三部会から憲法制定へ;革命の軟着陸は可能か ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

17
アメリカの独立戦争(革命)とフランス革命を取り扱った巻。どちらの内容も良かったが、フランス革命のほうが文章が詩的で面白かった。独立戦争に勝利したあとのアメリカは南北戦争勃発まで右肩上がりの成長を遂げたというイメージだったが、実際には国を揺るがすような危機的な状況を何度も乗り越えていたようだ。フランス革命が恐怖政治へと変わっていく過程からも学ぶものは多い。 2015/11/14

sine_wave

13
1998年から本棚に眠っていた本書にようやく光を当てることができた。「アメリカとフランスの革命」を表題とする。アメリカの独立革命については、その意義ややり方について理解でき、現状のアメリカに関しての事実を考える上でとても参考になった。フランス革命のセクションにギロチンの模型の写真が載っており、革命の凄まじさを実感させられた。フランス革命はナポレオン時代を経て、更に紆余曲折を経て現在のフランスを形作っている。良い勉強になった。2019/02/01

崩紫サロメ

12
単行本はフルカラーなのと、「月報」が挟んであるので再読。著者二人と鶴見俊輔。海をテーマに世界史を見直すという本シリーズ。従来の通史では別々に考えられていた大西洋両岸の革命を関連したものとして描く。アメリカ編では建国前から先住民やイギリス系以外の人々からなる「多民族国家」としてのアメリカ、フランス編では革命の神話化の問題なども取り上げており、刊行から四半世紀になるが、読んでおくべき基本書であると言える。2019/12/20

sine_wave

5
再読本。戦争と平和の読了後でもあり、今回はフランス革命からナポレオンの登場に興味をもって読んでみた。2022/07/03

訪問者

4
本書も再読であるが、昔からこの辺りは興味を持っていた分野であり、スラスラと読み進めることが出来る。2021/12/21

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