世界の歴史 〈16〉 ルネサンスと地中海 樺山紘一

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世界の歴史 〈16〉 ルネサンスと地中海 樺山紘一

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  • サイズ B6判/ページ数 430p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784124034165
  • NDC分類 209
  • Cコード C1320

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

14
ルネサンス期の地中海世界をイタリアを中心に解説している。芸術関連だけでなく、政治史の丁寧な解説があったのがよかった。また、ルネサンス期に活躍した主要な”万能人”の簡潔な概説があるのもいい。文章も単なる説明文とは違い著者独特の味があった。シリーズの中でもかなり良い巻だと思う。2015/09/19

sine_wave

6
ルネサンスを中心に作者の節回しが冴え渡るといった感じが。歴史の授業でもルネサンスはとても重要視されているので、それなりの知識はある。本書のように整理、考察するのもとても意義のあることだろう。2021/12/17

訪問者

5
本書も再読であるが、世界史の中でも興味深い時代が描かれており、巻を置くて能わずである。取り分けインテルメッツオ<人びとの肖像>が面白く、考えさせられるものがあった。2021/12/09

訪問者

5
行きつけの古本屋に山積みになっている中央公論社「世界の歴史」を発見。あまりに状態が良いので再販されたのかと思い、奥付を見ると間違いなく1996年発行である。紐の状態等から見ても新刊としか思えないのだが、一体25年間もどこに眠っていたのだろう。ともあれ中央公論社の古い方は全16巻で、こちらは以前に全巻完読済みであるが、新しい方は未読である。これからじっくり読んでいくか。まずはルネサンスからであるが、極めて読みやすくスラスラと進んでいく。2021/05/31

takashi1982

2
樺山紘一は堀米庸三門下であることを初めて知ったが、日本における西洋史研究の本流と研究者と言うよりも「学者」と言うような教養の力が文章を読んでもよく分かる。今回のテーマがルネサンスと大航海時代であるだけに、記述が文化史中心になってしまうのであるが、これを社会史や経済史、政治史との関係で言うとどうなるのかな、とも思った。しかしながら、2008年の文庫版と違って、このハードカバーの初版はルネサンス美術の数々がカラーで見られるのでその分メリットが大きい。2014/04/13

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