出版社内容情報
レイモンド・カーヴァー全集 (8)
必要になったら電話をかけて〈未発表短篇・インタビュー〉
その早すぎる死から十六年、アメリカ文学の新しい古典となった、無二の作家の最後の〈声〉。未発表短篇、インタビュー、年譜、作品収録巻一覧収録。全集最終巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
訪問者
1
死後、新たに発見された五編の短編を含む全集の最終巻。いやあ、この全集は本当に面白かった。久しぶりに小説を読む楽しさを堪能した感じがする。ありがとう、レイモンド・カーヴァー、そしてありがとう村上春樹。2016/10/11
℃
1
久しぶりにこの人の本を手にとって読みました。文章を読んでいると、まわりの景色がすっと薄くなっていく気がします。2012/06/16
c3po2006
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★★★★2013/02/07
kimumaki
0
図書館で目に付いたので何も考えずパっと手に取り借りてきてしまったが、レイモンド・カーヴァー集の最後の巻であった。しまった。一巻から読めばよかった。でもこの間、文藝春秋に寄稿していた安原顕氏との事を思い出すような内容の村上春樹氏のエッセイが付けられていて、ますます切なくなった。カーヴァー自身に関しては、冒頭の『薪割り』でこんなのが続くんだったら、ワタシには難しすぎる…!と思ったが、表題の『必要になったら電話をかけて』はよく分かった。よかったよかった。2006/03/31