出版社内容情報
私はこの「ふてぶてしさ」に何度も元気づけられてきた――。筋金入りの「おフミさん」ファンを自認する作家・柚木麻子が、
数多く残された短編から一二編をセレクトし、語る。自分で稼ぎ、自分の足で歩く女たちの魅力あふれる短篇集。〈解説〉今川英子
内容説明
私はこの「ふてぶてしさ」に何度も元気づけられてきた―。筋金入りの「おフミさん」ファンを自認する作家・柚木麻子が、数多く残された短篇・エッセイから「母娘」「椰子の実」など十二篇をセレクトし、語る。『放浪記』の作家が書き続けた、自分で稼ぎ、自分の足で歩く女たちの魅力あふれる短篇集。
著者等紹介
林芙美子[ハヤシフミコ]
1903(明治36)年、福岡県門司市生まれ。幼少より両親とともに、行商の生活を重ねて九州一円を転々とし、後に広島県尾道市に落ち着く。高等女学校在学中から文才を示し、卒業後上京して多数の作品を発表する。30年手塚緑敏と結婚、同年『放浪記』がベストセラーとなる。日中戦争が勃発した37年以降、女流の従軍作家として活躍した。終戦後、文学的生涯の頂点を迎え、『松葉牡丹』『浮雲』などの秀作を残した。51(昭和26)年没
柚木麻子[ユズキアサコ]
1981(昭和56)年、東京都生まれ。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、10年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。15年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書は人生を明るく照らす灯り
GELC
nonicchi
EKKO
kankoto