中公文庫<br> 悪党の裔〈上〉 (新装版)

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中公文庫
悪党の裔〈上〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 340p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122071247
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

播磨の悪党の首魁には大きすぎる夢だった。おのが手で天下を決したい――楠木正成と出会った日から、大望が胸に宿った。軍資金を蓄え兵を鍛えて時を待ち、遂に兵を挙げた。目指すは京。倒幕を掲げた播磨の義軍は一路六波羅へと攻め上る。寡兵を率いて敗北を知らず、建武騒乱の行方を決した赤松円心則村を中心に描く、漢たちの軌跡。




第一章 遠い時


第二章 意 地


第三章 妖霊星


第四章 決 起


第五章 原野の風


第六章 遠き六波羅

内容説明

播磨の悪党の首魁には大きすぎる夢だった。おのが手で天下を決したい―楠木正成と出会った日から、大望が胸に宿った。軍資金を蓄え兵を鍛えて時を待ち、遂に兵を挙げた。目指すは京。倒幕を掲げた播磨の義軍は一路六波羅へと攻め上る。寡兵を率いて敗北を知らず、建武騒乱の行方を決した赤松円心則村の生涯を通じ人の生き方を問う感動巨篇。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年、佐賀県唐津市に生まれる。73年、中央大学法学部を卒業。81年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。89年『武王の門』で歴史小説にも進出。91年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、2004年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。13年に紫綬褒章受章、16年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。20年、旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ポチ

48
赤松円心の名はなんとなく聞いた事があるが、楠木正成、足利尊氏などと共に鎌倉幕府滅亡に関わっていたのですね。悪党といわれる漢の生き様がいいですね。後半も楽しみです。2022/10/29

マツユキ

14
漫画の影響で、この時代の小説に興味があります。主人公の赤松円心については知識がなかったのですが、イメージしづらかった悪党が生き生きと描かれていて、『太平記』の裏の話のようで、面白かったです。時を見つつ、誰にも頼らず生きる男たちがかっこいいですが、揺れ動く若い世代にも惹かれます。下巻からは、ついに足利尊氏が動き出すようで、楽しみですが、なんだか読みのに時間がかかるのですが、早めに読み終わりたいです。2022/11/17

フク

12
#読了 播磨の悪党、赤松円心から見た倒幕。 やらかした弟を迎えに来る兄はよく記憶にある。大塔宮が生き生きと描かれていて好き。 kindle再読2023/02/10

豆電球

8
北方謙三さんは本当に読みやすい。あっという間に世界に引き込まれてあっという間に読了してしまいます。赤松円心と言えば私はなんとなく太ったおじさんのイメージなんですが、北方マジックによりめちゃくちゃかっこよく思えてくるのも不思議。誰かの為に誰かに動かされるのではなく、自分の為に自分で動くという悪党の概念もすごく好き。そんな悪党もそうですが、野伏せりや山の民、溢者といった歴史の陰に潜むアウトローたちの暗躍もひどくそそられます。下巻からはとうとう綺羅星、足利尊氏が動き出すかと思うと、期待値も振り切ってしまいそう。2021/12/07

ペペロニ

7
鎌倉幕府倒幕の機運が高まっていく頃、播磨の悪党・赤松円心が倒幕の挙兵を決めてからの快進撃を描く上巻。楠木正成や大塔宮など時代を駆けた人物たちとの関わり合いの中で、北方謙三流の悪党像をハードボイルド文体で語られる。円心だけでなく、様々な男たちのかっこいい生き様を味わえる。2023/05/27

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