中公文庫<br> 三千円の使いかた

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中公文庫
三千円の使いかた

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122071001
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

垣谷美雨さん 絶賛!


「この本は死ぬまで本棚の片隅に置いておき、自分を見失うたびに再び手に取る。そういった価値のある本です」




就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万)。結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。そして一千万円を貯めた祖母・琴子。御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか?



知識が深まり、絶対「元」もとれちゃう「節約」家族小説!

内容説明

就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万)。結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。そして一千万円を貯めた祖母・琴子。御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか?

著者等紹介

原田ひ香[ハラダヒカ]
1970年神奈川県生まれ。2006年「リトルプリンセス二号」で第34回NHK創作ラジオドラマ大賞受賞。「はじまらないティータイム」で第31回すばる文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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さてさて

1002
『人は三千円の使い方で人生が決まるよ』と祖母の琴子が語る一つの言葉から始まるこの作品。『三千円ですることが結局、人生を形作っていく』という言葉の意味が作品全体のテーマをも形作っていきます。『お金』を貯めるとはどういうことだろう、『節約』をするということはどういうことだろう。そして、そんな『お金や節約』をしながら生きるということはどういうことなのだろう。たかが『三千円』、されど『三千円』、その先にそれぞれの人がこの世に生きること、そして、人生というもののあり方についてふと考えさせられた、そんな作品でした。2022/03/26

980
節約家族小説。おばあちゃん琴子の再就職と、元証券会社員だったお姉ちゃんがしっかりしていて良かったです。将来死ぬまでにかかるお金のことや家族とのこと、あまり考えていなかったので老後必要なお金の多さに自分はやっていけるのか不安になりました。今から見直して節約を始めても遅いぐらいじゃないかと思いました。節約できるところをしていこうと思います。2021/12/17

Kanonlicht

916
読んでいる途中から、お金の使い方を真面目に考えなければと焦燥感。切り詰めなくてもある程度生活ができるようになると、後先考えず使ってしまい、貯金は結局余ったお金だけ。将来のことを考えると正直不安しかない。この話に出てくる家族の姉のように資産運用の知識のある人が家族にいてくれたらいいのにとも思ったけど、家族にいたところでお金のことなんてきっと相談しにくいんだろうな。そんな家族同士の葛藤もリアルに描かれていて、共感することしきり。なんにせよこれをきっかけに変わらなきゃと思わせてくれるスゴイ本。2021/10/05

bunmei

821
題名の通りお金の使い方をテーマにしているが、ある家族の女性達の生き方のあるある感を切り取ったホームドラマのような内容。お金に纏わる出来事や節約術を絡め、家族の心の葛藤が描かれている。2年前に退職をし、子供も独り立ちしてこれから退職金を当てにしながら、夫婦で余生を送る自分にとっては、考えさせられる内容でもある。「他人は他人、自分は自分と割り切れているか?」と解説でもある様に、自分らしく生きる為のお金の使い方とは、他者との優劣ではなく、自分が幸せになる為の使い道にこそ、お金の価値が見い出せるのだろう。 2021/12/17

ミカママ

749
お金にまつわる話は親しい仲でも(親しい仲だからこそ)難しい。いくら収入があっていくら貯金があって、どんな老後が待っているのか…。なのでひ香さんの三世代の女性に渡るお金の話をとても興味深く読んだ。誰もが一度は通った道であり、これから行く道であり。ちゃんと連作になっていて、おまけに最初と最後でタイトル「三千円」を絡めているところ、お見事としか言いようがない。2022/04/13

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