出版社内容情報
人生の秋を迎え、無理のないペースで気の合う仲間たちとともに、東北の奥深い渓流に身を置きながら、イワナを追い、酒を堪能しつつ過ごす贅沢な時間。思わず同じ場所に足を向けたくなる好エッセイ。定年後の過ごし方を迷っている人々へ送る、絶好の提案書。
〈解説〉服部文祥
【目次】 Ⅰ 源流へ
失われた山里 阿仁・桐内沢/源流の焚火/トラゲの隠し湯 虎毛沢源流/尺上イワナと大ヤマカガシ/三十四年ぶりの滝ノ股沢/摺毛沢遡行/てんから瀑釣 滝ノ股沢/ヤマセミの棲む渓
Ⅱ 釣り日和
尺上イワナ一尾/小阿仁川のギンケヤマメ釣り/木の葉ヤマメの季節/渓流のサンマ/大釣り/スコンクの渓流解禁/路線バスで気ままな釣り旅①/路線バスで気ままな釣り旅②
Ⅲ 渓流を思う
森吉山クマゲラ調査/初ヤマメ・初イワナ/山峡に遊ぶ 釣りさまざま/白髭仙人 十勝川、パンケヌーシ川/白神山地の神秘の沼 ノロの沢の沼/逃がした魚は大きい/雪解けのたより
/渓流に咲く花
内容説明
定年後は、山奥の渓流に行こう!人生の秋を迎え、無理のないペースで気の合う仲間たちと共に渓流に身を置き、魚影を追う。川のせせらぎに耳を傾け、焚火を囲み、酒を味わうこのひとときこそ何物にも代え難い至福の時間。かつては登山家として活躍した著者の滋味溢れる釣り紀行。文庫オリジナル。
目次
1 源流へ(失われた山里 阿仁・桐内沢;源流の焚火;トラゲの隠し湯 虎毛沢源流 ほか)
2 釣り日和(尺上イワナ一尾;小阿仁川のギンケヤマメ釣り;木の葉ヤマメの季節 ほか)
3 渓流を思う(森吉山クマゲラ調査;初ヤマメ・初イワナ;山峡に遊ぶ 釣りさまざま ほか)
著者等紹介
根深誠[ネブカマコト]
1947年、青森県弘前市に生まれる。明治大学山岳部OB。日本山岳会会員。73年以来、ヒマラヤの旅と登山を続ける。84年にはアラスカ・マッキンリー山(現・デナリ)で行方不明になった植村直己さんの捜索に参加。これまでにヒマラヤの未登峰六座に初登頂。故郷津軽の自然を愛し、白神山地を歩き尽くす。ブナ原生林を東西に分断する青秋林道の建設計画が持ち上がった際には、反対運動を立ち上げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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