中公文庫<br> ステーキ!―世界一の牛肉を探す旅

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ステーキ!―世界一の牛肉を探す旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 396p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122060654
  • NDC分類 596.3
  • Cコード C1198

内容説明

知られざる美味を追い求め、一人の男が旅に出た―米国量産牛、ラスコー壁画の野生牛、アンガスに松阪などなど、七か国を巡り総重量四十五kgを平らげ、牧場主、三つ星シェフ、科学者らに取材。品種の違いから最良の焼き方までとことん調査するも飽きたらず、自分で牛を飼ってみた!餌は?肥育期間は?熟成は?飽くなき探究心の行き着く先は!?考古学、栄養学、化学、文化人類学…人と牛との関わりを多角的に解き明かすユニークな体験記。

目次

ステーキをとりまく問題
第1章 テキサス
第2章 フランス
第3章 スコットランド
第4章 イタリア
第5章 日本
第6章 アルゼンチン
第7章 フルーランス
第8章 再び核心の地へ
おわりに―おいしいステーキを焼く方法

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

28
ステーキの美味しさの本質とは何か。美味しいステーキを探す著者の旅はいばらの道で、謎は深まるばかり。工業製品化した母国アメリカのステーキ。ナチスが再生を試みた欧州の野生牛。フランス料理による構築的な美味しさの追求。土地や文化と不可分な欧州各地の個性的なステーキ。淡白な和食でこそ輝く日本の牛肉。草原の国アルゼンチンの牛を襲う時代の波。答を見つけるため、ついに著者は自分で牛を育て始めた。データや化学成分名には手こずったが大変な力作。おそらく随一のステーキ探究本2016/04/06

たみ

22
美味しい牛肉を求めて日本を含む7か国を訪れ、牛を買って餌も与えてみた著者の右往左往の体験記。個人的にはとうもろこしフレークで太らされ、餌に混ぜられた抗生剤で生き延びるという工業製品化された牛のほうが印象に残った。身近に感じるからだと思う(牛肉<豚肉<鶏肉<魚肉ソーセージのほうが身近だけども) 著者が美味しくないと思うお肉でも、私はわりと美味しく食べることができそうな予感…。味覚は訓練なんだろうか?2015/10/15

手押し戦車

18
人間の持つ好奇心の力は底なしの精神力と行動力を出す。物事に熱中すると時間が過ぎるのも早く感じ物足りなさを感じるけど、好奇心から見つけ出した趣味などは熱中や集中力を超えて、自分の思うがままに突き進みとことん最後まで本質を追求して行く。ステーキの肉は国や気候、環境により肉質が変わり、その国の独特な香りや質が変わり、外国の料理は食べたことが無い人には美味しさを伝えられない。肉の世界も自分で現地に行って食べる事で美味しいとは何かの本質がわかる。知らない物事を人に教えることは魚に陸の歩き方を教えていることになる。2015/01/31

シルク

14
「ウサギ飢餓」って、怖いのな((((;´・ω・`))) 「脂肪がなかったら肉は有毒にもなる。脂肪分のない肉ばかりを食べると、人は死んでしまうのだ。/ウサギ飢餓と呼ばれるこの状態を体験したのは、脂肪分が極端に少ない野生のウサギだけを食べて暮らそうとした十九世紀のカナダ北極圏探検家たちだ。大量のウサギ肉をどれだけ腹に詰め込もうと、彼らは底なしの空腹感に絶え間なく苦しめられるはめになった。ウサギ肉オンリーの食生活七日目には、開始した日の三、四倍の量を食べていた。」(p.66)食っても、食っても腹は減ったまま。2017/01/18

さっちも

14
昔、オーストリアの山奥で食べたステーキはうまかった。脳天に炸裂するエクスタシー。噛むほどに溢れる、肉汁と旨味。これが牛肉だったら、今まで食べてきた肉は何だったんだと思わす、ステージの違う旨さがあった。あの体験はなんだったのだろうという、長年の疑問に明確な答えをくれたのはこの本。日本の牛というか世界中の流れで牧草ではなく、穀物で育つ牛が増えたため、本来持つ滋味が失われているようだ。私が食べるようなスーパーの肉は運動もさせず、成長ホルモンと予防接種のカクテルと遺伝子組換えの穀物で育っているだろうなのでなおさら2018/02/12

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