内容説明
信長にあって謙信に欠けていた覇者の条件とは?龍馬暗殺の黒幕は誰だ?世に名将、名参謀と謳われた人物たちをめぐって、多彩なエピソードを掘り起こしつつ、その器量とコンビの妙を深く論じ合う、再発見の知的刺激に満ちた歴史対談。
目次
第1章 戦国、覇者の条件
第2章 戦国、名参謀の条件
第3章 歴史のなかの老後
第4章 幕末のヒーローは誰だ
第5章 革命と暴力のリアリズム―龍馬暗殺の闇
第6章 近代日本の可能性と日露戦争
著者等紹介
中村彰彦[ナカムラアキヒコ]
1949年、栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部在学中に、「風船ガムの海」で第三十四回文學界新人賞に佳作入選。91年より執筆活動に専念。87年、『明治新選組』で第十回エンタテインメント小説大賞、93年、『五左衛門坂の敵討』で第一回中山義秀文学賞、94年、『二つの山河』で第百十一回直木賞、2005年、『落花は枝に還らずとも』で第二十四回新田次郎文学賞を受賞
山内昌之[ヤマウチマサユキ]
1947年、札幌市生まれ。北海道大学文学部卒業。東京大学学術博士。現在、明治大学特任教授。フジテレビジョン特任顧問と三菱商事顧問を兼ねる。国際関係史、中東イスラーム地域研究を専攻。87年、『スルタンガリエフの夢』でサントリー学芸賞、90年、『瀕死のリヴァイアサン』で毎日出版文化賞、91年、『ラディカル・ヒストリー』で吉野作造賞、2002年、一連の業績に対して司馬遼太郎賞、『岩波イスラーム辞典』(共編)で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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maito/まいと
中島直人