中公文庫<br> 名将と参謀―時代を作った男たち

電子版価格
¥712
  • 電書あり

中公文庫
名将と参謀―時代を作った男たち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122057722
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C1121

内容説明

信長にあって謙信に欠けていた覇者の条件とは?龍馬暗殺の黒幕は誰だ?世に名将、名参謀と謳われた人物たちをめぐって、多彩なエピソードを掘り起こしつつ、その器量とコンビの妙を深く論じ合う、再発見の知的刺激に満ちた歴史対談。

目次

第1章 戦国、覇者の条件
第2章 戦国、名参謀の条件
第3章 歴史のなかの老後
第4章 幕末のヒーローは誰だ
第5章 革命と暴力のリアリズム―龍馬暗殺の闇
第6章 近代日本の可能性と日露戦争

著者等紹介

中村彰彦[ナカムラアキヒコ]
1949年、栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部在学中に、「風船ガムの海」で第三十四回文學界新人賞に佳作入選。91年より執筆活動に専念。87年、『明治新選組』で第十回エンタテインメント小説大賞、93年、『五左衛門坂の敵討』で第一回中山義秀文学賞、94年、『二つの山河』で第百十一回直木賞、2005年、『落花は枝に還らずとも』で第二十四回新田次郎文学賞を受賞

山内昌之[ヤマウチマサユキ]
1947年、札幌市生まれ。北海道大学文学部卒業。東京大学学術博士。現在、明治大学特任教授。フジテレビジョン特任顧問と三菱商事顧問を兼ねる。国際関係史、中東イスラーム地域研究を専攻。87年、『スルタンガリエフの夢』でサントリー学芸賞、90年、『瀕死のリヴァイアサン』で毎日出版文化賞、91年、『ラディカル・ヒストリー』で吉野作造賞、2002年、一連の業績に対して司馬遼太郎賞、『岩波イスラーム辞典』(共編)で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

23
歴史小説作家として著名の中村氏と、史家としてこれまた著名の山内氏の対談集第3弾。今回は(このお二人にしては)明確にテーマを定めたため、きっちりまとまったトークが展開されます。だって、一度話し始めたら脱線・余談で本題進まなさそう(爆)それくらいお二人のお話はわき出る泉の如く、途切れることがなかったのだろうな。結構双方の得意テーマに関しても自重してらっしゃるので、中村氏の会津話しは著書で読んでるからおなかいっぱいだ~~という方も安心してお読みいただけます(笑)2013/05/07

中島直人

2
歴史好きのおじさん二人が好き勝手に自分の好みについて語りまくるという趣向か。それなりに知らなかったエピソードが出て来たり、独特の歴史理解を知ることが出来たりと、興味深くは感じたが、独善との印象は拭えないかも。2013/05/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6424910
  • ご注意事項