内容説明
アインシュタインでさえ勝てなかった相手とは？ガリレオは「それでも地球は回っている」なんて言ってない？ライバルとの確執、国家や教会からの弾圧、天才ゆえの苦悩…“偉大な頭脳”の闘いの歴史を読み解き、地動説から量子力学、宇宙論まで現代物理学を支える巨人たちの素顔に迫る科学者列伝。
目次
物理学者に必要なのは、実力か人気か―ファインマンｖｓ．ゲルマン
三五〇年にわたった無数の馬鹿者たちとの闘い―ガリレオｖｓ．ローマ法王
永遠にわかりあえない二人―アインシュタインｖｓ．ボーア
ビジネスモデルとしての物理学賞―ノーベル賞ｖｓ．フランクリンメダル
異端の烙印を押された科学者―ボームｖｓ．アメリカ「帝国」
超秀才物理学者の独奏曲―ランダウｖｓ．スターリン
数多の逆境と闘い抜いた生涯―マリー・キュリーｖｓ．差別
天才同士の苦悩と葛藤―湯川秀樹ｖｓ．朝永振一郎
違う世界に棲んでいる師弟―ホーキングｖｓ．ペンローズ
著者等紹介
竹内薫［タケウチカオル］
１９６０年東京生まれ。サイエンス作家。東京大学、マギル大学大学院卒業（専攻：科学哲学・物理学）。理学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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i-miya
50
2013.02.28（つづき）竹内薫著。 2013.02.28 ◎プロローグ。 物理学（者）とは？ ミニ講座。 文系向け。 湯川さんと朝永振一郎。 アインシュタインとボーアの論争。 ペンローズとホーキングの論争。 実在と実証の区別。 波であると同時に粒子でもある「量子」とは？ 宇宙にある時間が実数でも虚数でもいいって、どういう意味？ ◎物理学者に必要、実力？人気？どっち。 ファインマンとゲルマン。 マレー・ゲルマン＝アメリカ人、マンがついてるユダヤ人、（1929－）、1969受賞。 2013/02/28
i-miya
49
2013.02.19（初著者、初読）竹内薫著。 2013.02.18 （カバー） アインシュタイン、でさえ勝てなかった相手とは？ ガリレオは、「それでも地球は回っている」とはいっていない？ ライバルとの確執。 国家、教会からの弾圧。 偉大な頭脳の闘い-地動説から量子力学、宇宙論まで、科学者列伝。 （竹内薫） 1960、東京生まれ。 2013/02/19
i-miya
36
2013.02.24（つづき）竹内薫著。 2013.02.21 次に、ニコラ・カビボ。 「カビボ角」で有名だ。 原子核をつくっているクオークは、ペアをなしている。 アップとダウン、チャームとストレンジという具合である。 通常の素粒子の反応はこのペア同士でしか起こらない。 だが、低い確率で、たとえば、アップとストレンジの反応も起こるのだ。 カビボは、この現象を説明するためにダウンとストレンジが「混ざる」というアイデアを提唱した。 2013/02/24
i-miya
35
2013.03.04（つづき）竹内薫著。 2013.03.04 読んでの話ではありません、ヒッグス粒子、新聞記事から。2013.03.03日経社会面。 「ヒッグス粒子」？解析結果、公表へ、欧州研究機関、今月上旬。 物質に重さを与えると考えられている基本的な粒子、「ヒッグス粒子」。 その探索を進めている欧州合同原子核研究機関（ＣＥＲＮ）は２日、これまでに得られた最新分析結果をイタリアの会議で示すと発表。 2013/03/04
i-miya
33
2013.02.24-2（つづき）竹内薫著。 2013.02.23 （南部陽一郎、つづき） 天才肌の南部、ありとあらゆることに興味を持つ。 信じられないほどの業績。 しかし、評価は低かった、このままでは、ノーベル賞、とる機会がない。 若い人の強い推薦。 「巨人」であったことがわかる、全体として振り返れば。 若い世代からみれば、不当な評価だと分かる。 運命の分かれ目、南部とカビボ。 残念、カビボ、運命のビリヤード、玉突台から落とされた。2013/02/24
