出版社内容情報
トロイの木馬にはじまり、宗教戦争を招いたルネサンス期法王庁、アメリカ革命の原因をつくった英国議会、そして下巻はヴェトナム戦争をとりあげる。
内容説明
歴史家タックマンが本書で詳述するのは、トロイアの木馬の故事、プロテスタントの分離を招いたルネサンス期教皇たちの堕落、アメリカという植民地を失ったイギリス議会の思い上がり、そして最後に連続五人の大統領の任期を通じて延々と続いたベトナム戦争をとりあげる。
目次
4章 大英帝国の虚栄―イギリス、アメリカを失う(承前)(「レハベアムを思い出せ!」(1772‐1775)
「…病気だ、精神の錯乱だ」(1775‐1783))
5章 ベトナム戦争―アメリカはベトナムで自己背信をおかす(胚子(1945‐1946)
自己催眠(1946‐1954)
保護政権を作る(1954‐1960)
「失敗と縁組みして」(1960‐1963) ほか)
エピローグ 「船尾の灯」
著者等紹介
タックマン,バーバラ・W.[タックマン,バーバラW.][Tuchman,Barbara Wertheim]
1912年、ニューヨーク生まれ。ラドクリフ・カレッジ卒業。『ネイション』『ニュー・ステイツマン』などの記者を経て著述業に入る。『八月の砲声』および『失敗したアメリカの中国政策』で二度、ピューリッツア賞を受賞。89年、死去
大社淑子[オオコソヨシコ]
1931年、福岡県生まれ。早稲田大学名誉教授。英米近代文学、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件