中公文庫<br> 世界史〈上〉

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中公文庫
世界史〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 457p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122049666
  • NDC分類 209
  • Cコード C1120

出版社内容情報

世界の各地域を平等な目で眺め、その相関関係を分析しながら、歴史の歩みを独自な史観に立ってとらえたコンパクトな世界史の定評ある第四版を新訳。

内容説明

世界で四十年余にわたって読みつづけられているマクニールの「世界史」最新版完訳。人間の歴史の流れを大きく捉え、「きわめて特色ある歴史上の問題」を独自の史観で鮮やかに描き出す。ユーラシアの文明誕生とそのひろがりから、紀元後一五〇〇年までの四大文明の伸展とその周縁部との相互干渉まで。地図・写真多数収録。年表つき。

目次

第1部 ユーラシア大文明の誕生とその成立―紀元前五〇〇年まで(はじまり;文明のひろがり―紀元前一七〇〇年までの第一次の様相;中東のコスモポリタニズム―紀元前一七〇〇‐五〇〇年;インド文明の形成―紀元前五〇〇年まで;ギリシャ文明の形成―紀元前五〇〇年まで ほか)
第2部 諸文明間の平衡状態―紀元前五〇〇‐後一五〇〇年(ギリシャ文明の開花―紀元前五〇〇‐三三六年;ヘレニズム文明の伸展―紀元前五〇〇‐後二〇〇年;アジア―紀元前五〇〇‐後二〇〇年;インド文明の繁栄と拡大―一〇〇‐六〇〇年;蛮族の侵入と文明世界の反応―二〇〇‐六〇〇年 ほか)

著者等紹介

マクニール,ウィリアム・H.[マクニール,ウィリアムH.][McNeill,William H.]
1917年カナダ・ヴァンクーヴァ生まれ。シカゴ大学で歴史学を学び、1947年コーネル大学で博士号取得、同年以来、長い間シカゴ大学で歴史学を教えた。現在では引退し、コネティカット州のコールブルック在住。シカゴ大学名誉教授

増田義郎[マスダヨシオ]
1928年、東京に生まれる。1950年、東京大学文学部卒業。専攻は文化人類学、イベリア及びイベロアメリカ文化史

佐々木昭夫[ササキアキオ]
1933年、東京生まれ。東京大学文学部、同大学院(比較文学・比較文化)に学ぶ。東北大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

71
マスロー氏の「欲求階層」をなぞるかのような”礎”の形成。文明の齎す功罪が、人間の英知と愚かさ両面の証明。印象的なのは、宗教が求められ、分派していく過程。特にその背景に、物心両面での破壊が齎す影響。また、当然と言えば当然も、インダス民族の文字が未解明な点など、歴史の深さ・謎を考える楽しみを再認識。一方、太古から不変の階層・格差の存在は、悲しい現実。今後の深堀りという意味では「ギリシャ」。とりわけポリスの創生と影響。知ってるつもりだった、という気がしてならない。(汗)2015/12/19

たかしくん。

54
再読。今年の初めにブームとなり、今や世界史のスタンダードとも言うべき一冊になったのでは。上巻は、やはり特に紀元前の興味深い記述と、全巻通じてみられる、因果関係に踏み込んだコメントは、「山川」の教科書では見られないところです。残念なのは、Amazonのレビューにもあるように、訳がもう少しこなれていれば、、ってところです。2012/11/03

ぴー

49
国と時間を超えて、独自の史観で世界を解説する壮大な試みに圧倒された。世界史は宗教を縦糸に、人の移動を横糸にした一枚の織物のようだ。これほど宗教が歴史に影響を及ぼしているとは思わなかった。日本人が経済は一流、政治は三流、と言われる理由がよくわかる。日本には強い一神教の宗教がない。故に宗教に縛られず世界を動き回れ、ビジネスに強い。しかし、政治はどこでも宗教なしには語れない。一神教の考え方を肌で理解していない日本人はどうしても政治に筋が通らないと思われるだろう。日本は古代女神信仰が今も残る大変特殊な国なのだ。2017/02/19

molysk

45
歴史を、文明から他文化への攪乱という観点で描き出す、世界史の通史。筆者によると、文明は強烈な魅力をもった高度な社会であり、近隣の社会は文明から発散される力に攪乱され、その伝統的社会の構造を変化させて、新しい状況に対応しようとする。すなわち、歴史は文明からの攪乱に対する周辺地域の反応で理解できるという。上巻では、強力な中東を中心に、ヨーロッパ、インド、中国を加えた四大文明が形成される紀元前500年までと、四大文明間で均衡が成立して支配的な文明が存在しなかった紀元前500年から紀元1500年までを取り扱う。2019/05/14

レアル

38
学生の頃に学んだ世界史の点と点の部分が(物語風になっているせいもあり)線で結ばれた感じがしていい復習になった。ただ、日本のことも書かれており、こちらの方も読むとやたらに「サムライ」という言葉に私自身が引っ掛かり、世界ではこのように日本が紹介されているのかと思うと、私自身がかつて学んできた「世界史」というものも果たして正確な「世界史」なんだろうか?と少し疑問を持った!というのも正直な感想。2012/05/18

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