出版社内容情報
神戸三宮で、浅見光彦がヤクザから助けた女性は、礼も言わずに姿を消した。そして光彦は、同日夜起きた殺人事件の容疑者にされてしまった。
内容説明
芦屋の海運会社社長邸を訪ねた東京の画廊社員が殺害され呑吐ダムで発見された。彼と最後に会話した令嬢・小野田亜希は、信じていた一家の幸せもが崩れていくのを予感するのだった…。同じ頃、神戸取材中の浅見光彦は、郷土史家の元船長と意気投合するが、翌日彼は死体で発見され、殺害嫌疑が浅見にかかる。神戸の闇に事件が交差する…。
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
東京都生まれ、軽井沢在住。1980年『死者の木霊』で衝撃的デヴュー。以後長編推理小説を精力的に発表し、旅情ミステリーの第一人者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こばやし
3
スマホも携帯もない時代のミステリーがなんとも楽しい。旅行ガイドブックを見るみたいにシリーズを読んで行こうと思う。2018/10/26
涼
1
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2011/05/post-0362.html2017/03/13
noli
1
光彦坊ちゃまが容疑者として連行されるベタな展開が好きです。(笑)中盤からはサクサク読めます。2010/09/12
如月光子
0
浅見光彦。宮水>特別な湧水。神戸六甲の水争い。
じゅり
0
軽く読めるところが内田作品の特徴ではあるけれど、もう少し犯人の人間性や背景などの深みが欲しかったので☆3つ。2009/02/21