中公文庫
経験を盗め―文化を楽しむ編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 356p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122048850
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報

鼎談集『経験を盗め』3部作から「祭りの話」(みうらじゅん・森田三郎)、「ラジオへの誘い」(永六輔・山田美保子)、「おしゃべり革命を起こそう」(阿川佐和子・御厨貴)など14本をセレクト。

内容説明

「お祭り」「トイレ」「おしゃべり」…その道の“権威”28人が惜しみなく差し出す「哲学」と「知恵」糸井重里鼎談集。

目次

永久グルメの「酸いも甘いも食べ分けて」(里見真三×山口文憲×糸井重里)
こんなお墓に入りたい!(佐々木幹郎×長江曜子×糸井重里)
“珍しき”仲にも礼儀あり(オスマン・サンコン×辺真一×糸井重里)
男は“歴史の垢”を愛でる(出久根達郎×仲畑貴志×糸井重里)
お祭り進化論(みうらじゅん×森田三郎×糸井重里)
メロディの冒険、詞の真実(宮川泰×矢野顕子×糸井重里)
誰が為に日記はある(半藤一利×クリスティーナ・ラフィン×糸井重里)
古くて新しい花火(冴木一馬×宮川めぐみ×糸井重里)
ラジオへの誘い(永六輔×山田美保子×糸井重里)
汲めども尽きぬトイレの話(清水久男×山戸里志×糸井重里)
豆腐の不思議を味わう(福田浩×吉田よし子×糸井重里)
落語の入り口へご案内いたします(春風亭昇太×橘蓮二×糸井重里)
もっと楽しむ水族館(櫻井博×中村庸夫×糸井重里)
おしゃべり革命を起こそう(阿川佐和子×御厨貴×糸井重里)

著者等紹介

糸井重里[イトイシゲサト]
1948年群馬県生まれ。コピーライター。75年TCC(東京コピーライターズクラブ)新人賞受賞。広告コピー以外にも、作詞、文筆(詩、小説、エッセイ)、ゲーム製作などの創作活動を行う。79年東京糸井重里事務所設立。98年インターネットホームページ『ほぼ日刊イトイ新聞』を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫羊

23
糸井重里さんが各分野の専門家2人と語り合うというだけで期待が膨らむ。読んでみたら期待を上回る面白さだった。特に初っ端の、里見真三氏と山口文憲氏とのグルメ話には笑わされた。2023/11/26

おさむ

21
10年以上前に婦人公論で連載された対談集。糸井さんのユルーイ感じが変わりませんね。トイレ、花火、祭り、お墓あたりが笑えました。BOOK・OFF本です。2015/02/17

たかやん

19
それぞれ専門家たちに糸井さんがゆる~く話を聞く、『婦人公論』初出の鼎談集。トークの中身はものの見事に多種多様、どなたが読まれてもどれか一つは確実にクスッと面白く読めそうな、好奇心くすぐられる1冊。個人的には、B級グルメ・お墓・お祭り、あたりの前半のトピック中心に面白く読む。本書の続編も古本購入済みなので、そちらも少々時期をあけてから。2018/05/27

ごる

6
待ち人を待ちつつ読了。糸井さんが各ジャンルの方々と対談しまくる本。グルメから始まり、墓、異文化、骨董、祭り、音楽、日記、花火、ラジオ、トイレ、豆腐、落語、水族館、会話と多様なテーマで面白いお話がとんでもなくでてくる。どんな、切り口でもこの世は切り取れるし、面白く見えるものなのですね。最後のおしゃべり革命を起こそうという対談がお気に入り。阿川佐和子さんの本も読んでみようかな。2014/08/25

はち

4
文化というと堅苦しくなるけど、実際は趣味の範疇ではないだろうか。自分の知らないことに意識を向け、楽しむのは難しいけれど、知らない世界を持っている人はたくさんいるし、そういう人の話を聞くのはとても楽しい。最近そういうのに飢えてるなぁ、と再確認。2012/03/26

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