中公文庫
建築ジャーナリズム無頼

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  • サイズ 文庫判/ページ数 306p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122048584
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C1152

出版社内容情報

建築批評の確立を目指す著者が、戦後日本の建築運動・思潮を自ら係わった者として辿る証言する。国際的芸術運動や様々な建築家の相剋も活写。〈加藤周一〉

内容説明

それは一九四五年八月の廃墟からはじまった…。建築批評の確立を目指して一編集者として生きてきた著者が、戦後日本の建築運動・思潮を辿り、自ら係わった者としてヴィヴィッドに証言する回顧録。メタボリズムの登場、巨大建築論争、設計入札反対などを巡り、様々な建築家の相剋を激動の時代背景とともに活写する。

目次

第1章 「建築ジャーナリズム」へ(パースペクティヴ;故郷喪失 ほか)
第2章 運動と批評(統一戦線の記憶;ある心証 ほか)
第3章 「特権をもたない建築家」像(戦後派・「五人の会」;建築家教育の不在 ほか)
第4章 編集者の作風(「新建築問題」;馘首 ほか)
第5章 根拠地の思想(建築家像をどう描くか;根源的な問い ほか)

著者等紹介

宮内嘉久[ミヤウチヨシヒサ]
1926年、東京生れ。東京大学第二工学部建築学科卒業。編集者。雑誌「国際建築」や「建築年鑑」などを編集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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