中公文庫<br> ガンジー自伝 (改版)

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ガンジー自伝 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122043305
  • NDC分類 126.9
  • Cコード C1123

出版社内容情報

真実と非暴力を信奉しつづけ、祖国インドの独立に生涯を賭したガンジー。民衆から聖人と慕われた偉大なる魂が、その激動の生涯を自ら語る。

内容説明

真実と非暴力を信奉しつづけ、インド独立運動の精神的指導者として、民衆から聖人と慕われたその偉大な生涯。インド古来の思想を再生し、人間の品位と威厳を示した生きざまが、新たな感動をよぶ。ガンジー自身の筆による自伝的著作には『自叙伝』と『南アフリカにおける非服従運動』の二作がある。彼の死後、ガンジー著作編集委員会は一冊で完結した自伝の必要性を認め、二著作を再編集した新たな『自叙伝』を刊行した。本書はその英語版の全訳である。

目次

生まれと両親
学校時代
結婚
友情の非劇
盗みと贖い
父の病と死
宗教をかいまみる
イギリス行きの準備
船中で
ロンドンにて〔ほか〕

著者等紹介

ガンジー,マハトマ[ガンジー,マハトマ]
1869年、グジャラート州ポルパンダルに生まれる。ヒンドゥー教ジャイナ派の教育を受け、英国で修学した後、89年弁護士の資格を得る。93年から1914年まで、南アフリカのナタールで商館訴訟を手掛ける。その間、現地のインド人労働者の受けていた差別虐待に抗議し平等権獲得闘争を指導、非暴力闘争の端緒を開く。帰印後は、労働運動、民族解放独立運動の指導に専念。英国のインド撤退を要求、不服従運動を提唱し、インド独立の父と慕われた。48年、狂信的ヒンドゥー教徒により暗殺された

蝋山芳郎[ロウヤマヨシロウ]
1907年(明治40)、高崎市に生まれる。第一高等学校理乙に入学、29年(昭和4)中退。一高在学中よりアジアの民族運動の研究を続け、36年、連合通信社を経て、同盟通信社(現在の共同通信社)に入社。40年、インド特派員としてボンベイに赴任。太平洋戦争勃発によって抑留され、終戦をミャンマーで迎える。46年帰国、共同通信社に復帰、56年退社。アジア、アフリカ問題研究家として活躍。2001年1月死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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はっせー

124
かなり感銘を受けた! この本はガンジーがガンジー自身の人生を語る自伝である。そのためガンジーが様々なことを目の当たりにしたとき思ったことなどが語られていた。この本を読んで思ったのは素のガンジーがそこに描かれているという点である。ガンジーと言えば苦行に堪え、非暴力を貫いた英雄という面で語られる。だが、ここでは自分の弱さをしっかり出している。牛肉を食べてしまったこと。自分が頑固で揉めてしまったこと。妻を束縛してしまったこと。そこを認められるからこそ大成すると感じた。またガンジーについて知りたいと思った!2019/09/25

wiki

27
どうしてこの方がここまで強靭な精神力を身に付けることができたのか、よくわからない。身体も相当頑健であったみたいだが、ずば抜けて健康であったことが精神の健康にも繋がっていたのだろうか。史上空前の民衆運動を率いた彼の言言句句より学ぶべきものはごまんとある。「サッティヤーグラハ運動の終末は、それがサッティヤーグラハ運動者を運動の初期よりも強力にし、活気ある者にした場合にのみ、その名に価すると言える。」と。仕事のプロジェクトなど諸活動でも、団体で行う限りこのガンジーの原則に学ぶべきであると思う。偉大な指導者だ。2019/09/10

zoe

24
カースト。若い時は、自分の住み慣れた文化にどこまで厳しく忠実がよいのかという感じ。南アフリカ。不条理を憎む潔癖さが加わり、さらに不条理に自分を保ちながら、受け流さず、受け止める。(これだって清濁併せ吞む状況と同じだと思うけれど。)イスラムとヒンズー。歳をとっても、どちらかと言えば、若いロジカルな潔癖さが芯にある気がする。兵役志願。老獪さを感じない。自立と市場経済。弁護士という職業柄なのか、何やら、真面目だけれども、どことなく無気力さを感じてしまった。自分の考えを演説するときは、自分の国語で実施する。2018/05/25

ピンガペンギン

23
訳者あとがきによると、この本の原著には「The Story of My Experiments with Truth」という副題がある。ガンジーの故郷の言葉でSatyaを英訳するとTruthになり、さらにガンジーの人間観ではTruth は神だという。この自伝は1920年あたりでガンジーが自覚的に打ち切っており、政治的にもっと華々しい成果を上げた反英運動、塩の行進などは書かれていない。アジアには自伝を書く習慣がなく、周囲の執筆依頼が募ってきて新聞連載として腰をあげたらしい。2024/01/16

RED FOX

14
ガンジーの事で私が唯一知ってたフレーズ「インド独立の父」のエピソードには触れてくれない^^;でも強烈な人生!を綴った自伝。弁護士、野戦病院、デモ、ストライキ、戦略的入獄、新聞編集・・・、そして無敵の演説。ちょっとヒクくらい禁欲的に暮しつつ、人一倍人間臭く、或る意味最強なケンカ屋、しかも周りからも敵からも何故か愛されてやまない・・・大物だなあ~(←平凡な感想ですみません)2014/09/06

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