中公文庫
星三百六十五夜 夏 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 141p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122042131
  • NDC分類 443
  • Cコード C1144

内容説明

梅雨が明けたとき、夏の夜に怪しく光る赤いアンタレースは南天へ駆け上っていく。そして銀河を巡る幾多の伝説。九十一年間、星を愛しつづけた詩人から星を愛する人達への贈り物。夏篇。

目次

六月(宵の明星に;弓部隊;長谷寺 ほか)
七月(宣義の池亭;神医と大蛇;ゴッホの星 ほか)
八月(炎昼;隠岐の島から;竜昇天 ほか)

著者等紹介

野尻抱影[ノジリホウエイ]
1885‐1977。横浜に生まれる。神奈川一中時代、獅子座流星群の接近以来、星のとりことなる。早稲田大学英文科卒業後、教職、雑誌編集等に携わる一方、天文書多数を著述。生涯を通じて星空のロマンと魅力を語り続けた。わが国における天文ファンの裾野を広げた功績は大きく、「星の抱影」と称される。冥王星の命名者としても知られる
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感想・レビュー

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かもすぱ

6
夏編は6月から8月まで。わし座こと座はくちょう座さそり座天の川と目白押しの季節。街のまとわりつく空気の夜や、山の静かに湿った空気の夜の星々を体験したような読後感。秋から読み始めた星三百六十五夜もこれにて一周。2017/08/31

さな

1
石田五郎氏から「初代天文屋」の名を冠せられた野尻抱影先生の365日エッセイ集の夏編。いまが夏なので夏編から読んでみた。1885年から1977年まで明治大正昭和を生きてきた著者の筆には、ほとんど明治大正の話はなく、「星無情」を初めとして戦争の跡が色濃くにじむ。そして、星の和名を集めた著者が所々示す和名の素朴さ。スマル、シソボシ、カソボシなど。今夜は星を見上げたくなる一冊だが、生憎いまは梅雨でそうはいかず。それに、野尻先生が見ていた東京の星空よりいまはもっと明るくて、見えても二等星ぐらいなのが恨めしい。2020/06/20

そらまめ

0
☆☆☆2015/11/24

みやこ

0
表紙に惹かれて買った。星の位置の話とか、物語的なものとか、もっと現実の話とかいろいろ入り混じっていて、とてもおもしろかった。夏以外も探して買ってきたので楽しみ2013/12/11

うぇん

0
読了(・◇・) 星の随筆・夏編。2013/08/31

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