中公文庫
奇貨居くべし 〈飛翔篇〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122039896
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

225
呂不韋の人生がようやく動き始める。 賈人として 立つ呂不韋..だが秦の太子外の 突然の死..そして秦の魏冉の失脚..国の繁栄の ために大きな功績のあった英雄達が、国を 追われ、次の英雄達が国を形創っていく.. 権力の凄みと儚さを描きながら、物語は 呂不韋を公子異人と出会わせ、歴史の 表舞台に登場させていく..最終巻が楽しみな 展開だった。2017/01/30

KAZOO

69
成年を過ぎ中年に差し掛かるところでいよいよ商人としての成功をつかみ始めようというところです。本題の奇貨居くべしということがやっと起きる内容になっています。ここまでよく宮城谷さんは書かれてきたと感じます。この人物についてあまりイメージを持っていなかったのがこの本を読むことによって払拭されてしまう感じです。2015/06/06

future4227

68
やっと最後の方で若き日の荘襄王が登場。異人という変ちくりんな名前だし、人物的にもパッとしないし、特別な才能があるわけでもなし、二十人以上もいる公子の中から、よくもまぁこんな人に自分の財産を賭けようと思ったものだ。さすがの宮城谷氏もその辺のところは説明がつけられなかったのだろう、もはや呂不韋にしか見えないオーラで誤魔化しちゃってるような。それにしても、これからいよいよっていう所だけど、あと残り一巻で描ききれるのか?2021/08/17

sakap1173

35
呂不韋は商人として大いに羽ばたくが、 ついに政治を志す。 最終5巻が楽しみ。 速読せず、じっくりじっくり熟読しています。 宮城谷昌光先生の作品を読んでいると、不思議と心が静かになります。2021/03/11

taxee

21
再読。感想は最終巻で。2018/02/01

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