中公文庫<br> 笑うふたり―語る名人、聞く達人 高田文夫対談集

中公文庫
笑うふたり―語る名人、聞く達人 高田文夫対談集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122038929
  • NDC分類 779.04
  • Cコード C1176

内容説明

伊東四朗、三木のり平、イッセー尾形、萩本欽一、谷啓、春風亭小朝、青島幸男、三宅裕司、立川談志―笑いに人生を賭けてきた男たちに、業界きっての聞き上手が聞く、日本のお笑いの過去、現在、そして未来。高田文夫の“笑いの二部作”、待望の文庫化。

目次

伊藤四朗―しっかりした作り手と芸人がいて初めて、笑いが芸になる。
三木のり平―笑いは撮り直しちゃダメなんだ。自分の「ウンコ」なんか見たくない。
イッセー尾形―日本人でも異人さんでも、笑いのツボは世界共通。
萩本欽一―テレビに芸はいらない。芸は舞台でやるものだ。
谷啓―「ガチョーン」のあの間は、ジャズから来てる。
春風亭小朝―落語が生き残る道は“愛”しかない。
青島幸男―絵描き、物書き、ジャズ歌手、噺家…なりたいものがたくさんあった。
三宅裕司―コントは稽古してればしてるほど、アドリブが面白くなる。
立川談志―どうもこの世界はウソくせえ。夢ン中のほうがほんとじゃないかって気がしてる。

著者等紹介

高田文夫[タカダフミオ]
1948年東京都渋谷区生まれの世田谷区育ち。日本大学芸術学部放送学科卒業。在学中は落語研究会に所属。卒業と同時に放送作家の道へ。数々の歌謡番組、バラエティ番組の構成を手がける。81年「ビートたけしのオールナイトニッポン」スタート。83年立川談志家元の落語立川流に入門、立川藤志楼として爆笑高座を披露。88年には立川流有名人コース初の真打昇進。89年にスタートしたニッポン放送「ラジオビバリー昼ズ」は現在も続く人気番組となっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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シブ吉

79
伊東四朗さん、三木のり平さん、イッセー尾形さん、萩本欽一さん、谷啓さん、春風亭小朝さん、青島幸男さん、三宅裕司さん、立川談志さん。本書には、この9人の「語る名人」が登場。本当にスゴイ人ばかり。その錚々たる顔ぶれを迎える、ギョロ目バウッバウッの「聞く達人」高田文夫さんの対談集。名人たちの語りの上手さを引き出す「会話の名捕手」ぶりは、名人たちが対談後に気持ちよく帰って行く姿に凝縮されておりました。時代を築いた「語る名人」たちから「聞く達人」が引き出した話は、やはり、面白い。2014/05/20

ホシナーたかはし

11
対談だけど、途中からコントのような漫才のような駆け引きになって、文書なのに声が聞こえてくるような空気に包まれる。十七年前のTV番組がつまらないと言い、そしてもっとひどくなっている現状を、対談した人たちはどう思っているのか。2022/05/14

ヨーイチ

2
とにかく伊東四朗。尊敬してるもんで。他の人選も大物ばかり。お得です。

黒木 素弓

2
高田文夫が、日本が誇るお笑いの名人9人と話す対談集。古き良き時代の日本が感じられる。この天才的とも言える『遊び』の部分は、今の日本人が忘れていることのような気がする。2011/07/18

ダンゴ☆ルッチ

2
歩んできた道も違えば考え方も違う。でもぶれない軸を持っているのは皆同じ。そんな感じがしました。 2011/01/10

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