中公文庫<br> 骨董市で家を買う―ハットリ邸古民家新築プロジェクト

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中公文庫
骨董市で家を買う―ハットリ邸古民家新築プロジェクト

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  • サイズ 文庫判/ページ数 218p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122037694
  • NDC分類 527
  • Cコード C1195

内容説明

「古民家売ります」骨董市でみつけた一枚の貼り紙。それがすべての発端だった…!?怪しい骨董商のみちびきで、福井の廃屋に一目惚れした著者は、東京下町に移築を決意。しかし、肝心の骨董商が宗教にハマり、あげくの果てには雲がくれ。きまじめな建築士と職人たちが日々材木と格闘するも、遅れに遅れる工期、足りない予算―次々に迫る困難をくぐり抜け、理想の家を求めた女流小説家が描き出す痛快ノンフィクション。

目次

1 博打打ちの末裔
2 品川お化け屋敷
3 福井折伏道中
4 第一次高田馬場会談
5 「陰翳礼讃」
6 木、恐るべし
7 見切り発車の上棟式
8 漆喰という選択
9 梯子で引っ越し
10 風がぬける住まい

著者等紹介

服部真澄[ハットリマスミ]
1961年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、編集制作会社に勤務し、全国の伝統工芸や手工芸を取材する。1995年、長篇国際謀略小説『龍の契り』で小説家デビュー。一躍ベストセラーとなり、次作『鷲の驕り』で吉川英治文学新人賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinupon

66
服部さんのバイタリティに拍手です。こんな古民家が欲しいですね。2016/11/01

ぶんこ

45
平和島の骨董市ではチェストを買ったことがあるものの、家を買う!という発想は無かった。骨董屋が家を売っている、そういう案内を読んでも買おうとは思わない。しかし著者は違う。それにのって買ってしまう。胡散臭い骨董屋の日向氏に同調できる著者が凄い。古民家の旅館に泊まるのは憧れるが、それも1泊が限度。気力根性、そして愛情が無ければ難しい。服部さん天晴れ。2020/12/17

コーデ21

10
てっきりドキュメントかと思いきや…主人公をダンナ様に置き換えての軽妙な語り口♪スラスラと読了しました。だれもが(?)憧れる古民家を骨董市で入手して品川に建てるという荒業、すごいですね~!次々に沸き起こる難問難関を潜り抜けて無事達成するとは素晴らしいヽ(^ ∇^)ノ ただ、こんなに大変なことよくやったな~!??と半分はあきれ気味ですがww 2016/11/21

てくてく

6
骨董市で古民家の移築について知り、自分の家として古民家を希望した作者たちの奮闘記録。主人公とコーディネーターの日向氏が強烈なキャラで面白く読んだ。2014/09/12

みこれっと

4
友人から借りた本。まずこんな家の買い方、あるのかーーー!という驚き、やっぱりお金はかかるけど、家にお金をかけるのは本望だというならこの選択肢はアリだと思う。やっぱり住むところは小さくても大きくても妥協したくないなあと思いました。2015/01/30

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